食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01800600361
タイトル 台湾行政院衛生署FDA準備グループ、週刊情報「薬物食品安全週報」第73号を発行
資料日付 2007年2月8日
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概要(記事)  台湾行政院衛生署FDA準備グループは2月8日、一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第73号(全4ページ)を発行した。今号における食品の安全性に関連する掲載内容は、以下のとおり。なお、FDA準備グループは、「行政院薬物食品管理署」(FDA)の設立準備のために衛生署内に2005年8月中旬に設置された機関である。
1.農薬の残留が見られた有機米の件はすでに解決済み。食品安全信号を発信。
 行政院農業委員会は先日、市販の有機米について2006年12月に実施した抜き取り検査の結果を公表した。これによると、台東県池上郷及び花蓮県富里郷で生産された有機米から農薬クロルピリホスが検出された(検出レベル:0.03ppm、0.02ppm)。検出はいずれも衛生署の定める「残留農薬安全許容量」の基準(0.1ppm)をはるかに下回り健康被害は懸念されないため、市民は安心して摂取しても良いが、問題の米は農業委員会の定める有機米の基準に抵触する。
 有機米とは、行政院農業委員会の指定する検査機関の検査を経た、土壌及び水源が汚染されていない地域の耕地において、品種改良機関の推奨する品種を栽培し、栽培期間に化学肥料及び農薬を使用せず、かつ、慣行農法により生産された米と分けて乾燥、貯蔵及び包装されたもので、有機農産物認証機関の委託する農薬分析機関により農薬残留がないことが確認された米を指す。
 今回の検査結果を受け、農業委員会は安全を期すために、問題の有機米2種類から採取した27サンプルについて再度、農薬の残留検査を実施したところ、農薬の検出はなく、いずれも有機米の基準を満たしていた。
2.正月用食品はかしこく購入し、楽しい新年(旧正月)を過ごそう。
 旧正月を前に、各地の衛生局は正月用食品について抜き取り検査を実施したところ、表示が明確でなかったり、食品添加物が違法に使用されていたりする食品がなお多く発見された。
 衛生署は消費者に対し、食品を購入する際は、信用のおける店舗で食品の表示に注視しながら購入するようアドバイスする。また、見た目がきれい過ぎる製品ではなく、なるべく食品のもとの色に近いものを選択することを勧める。
 週報では、食品のいくつかの品目について、懸念される問題と購入時のアドバイスを一覧化している。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=48633
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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