食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01790260329
タイトル 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC)、2006年の年次報告書を公表
資料日付 2007年2月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国の海綿状脳症諮問委員会(SEAC)は2月2日、2006年の活動を概説した定例の年次報告書を作成し、公表した。概要は以下のとおり。
1.序文
 SEAC委員長のHiggins教授は、2006年中の活動について総括し、2007年の課題を次のように挙げている。
①vCJDに関する理解の一層の促進
②非定型スクレピーについての理解促進及び当該疾病管理の改善
③プリオン感染及び将来の感染防止に関する新データ入手
④規則の緩和によってヒト及び動物の健康へのリスク評価に生じる変化の検討
2.委員会について
 SEACの活動に関する歴史、議題、議事録、声明などについては、すべて以下のURLから入手可能。
http://www.seac.gov.uk/
3.委員会会合及び分科会における議題および勧告
(1)第91回定例会議
①BSE疫学に関する最新の状況
②牛由来の材料を含む医療用移植材料からBSEが感染するリスクの可能性
③プリオン除去フィルター効果の評価方法
④TSE研究が行われた農場からの家畜及び農作物の利用
⑤歯科治療によるvCJD感染の予備的リスク評価
(2)第92回定例会議
①血液におけるTSE感染性
(3)第93定例会議
①英国のシカにおける慢性消耗疾患(CWD)の可能性
②飼料供給ルートの評価
③EUのTSEロードマップ
④新規の手術用器具からの汚染物質除去技術の評価方法
⑤BSE病因に関する研究
(4)第94定例会議
①北アイルランドにおけるTSE検査の現状
②vCJDの最新の状況
③アイルランド共和国におけるBSE及びvCJDのサーベイランス、疫学及び管理の総括
④無症状潜在性vCJDの生前における迅速検査法についての評価基準
(5)第95回定例会議
①TSE感染がないと見られているめん羊の群れにおける非定型スクレピー症例に関する最新情報
②と畜場及び食肉加工場における牛のと体処理後の英国の人々に対する潜在的BSE暴露リスク評価の数量的モデル
③死後解剖で得られた組織情報に関する作業グループの最新報告
④英国におけるBSE管理方式の変更に伴うヒトへの暴露リスクを評価する暫定的数量モデル
(6)SEAC声明 (以下の声明を公表)
①vCJD及び歯科治療学
②血液におけるTSE感染性
③英国のシカにおけるCWD
④手術器具からの汚染物質除去技術の評価方法
⑤無症状潜在性vCJDの生前における検査について評価基準
(7)SEACめん羊分科会
 2006年1月24日並びに10月13日の2回会合を開催した。
(8)SEAC疫学分科会
 2006年11月9日、vCJDについて新しい研究、ヒトからヒトへの感染及び持続的な疾病の可能性を勘案し、今後の状況について検討するために会合を開催し、幾つかの勧告を行った。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC)
情報源(報道) SEAC
URL http://www.seac.gov.uk/publicats/annualreport2006.pdf
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