食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01770170110
タイトル カナダ保健省(Health Canada)、スプラウトの摂取に伴う健康リスクについて注意喚起
資料日付 2007年1月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省(Health Canada)は1月24日、もやし等のスプラウトに関する新方針の公表に伴い、子供や高齢者並びに免疫力の低下している人は生鮮又は加熱不足のスプラウトを摂取しないよう注意喚起した。概要は以下のとおり。
①緑豆やアルファルファの芽等のスプラウトは低カロリーで健康によい食材として多くの料理に使われ続けているが、サルモネラ属菌や腸管出血性大腸菌O157:H7等の有害な細菌を伝播することがある。
②生鮮農作物は栽培中や貯蔵中又は出荷時に有害細菌に汚染されることがあり、特にスプラウトに憂慮される。サルモネラ属菌及びO157:H7の感染例の多くは、汚染されたスプラウトに関連している。
③子供や高齢者及び免疫力の弱まっている人はこれらの細菌に特に脆弱であるため、生鮮スプラウトを一切摂取すべきではない。調理済みスプラウトについても、十分に加熱したもの以外は摂取を避けるべきである。
④健康な成人がスプラウトを摂取する場合でも、スプラウトから伝染する細菌への暴露リスクを低減する予防措置をとるべきである。
⑤スプラウトを購入する際、冷蔵された新鮮なものを常に選び、黒ずんだものやカビ臭いものは避ける。
⑥スプラウトを袋に入れる際、トング又は手袋を常に使用する。飲食店で食べる時は、スプラウトが十分に加熱されているかを可能であれば確かめる。
⑦サルモネラ症の諸症状は、汚染食品の摂取後12~36時間で通常現れる。O157:H7の場合は2~10日後に中毒症状がでる。嘔吐、胃けいれん及び発熱等の症状がでたら、すぐに医師の診察を受けるべきである。O157:H7に感染すると、急性腎不全や死に至ることもある。
⑧以上の注意喚起を反映したカナダ保健省の新しい「スプラウトの摂取に伴う健康リスクの管理方針」が2006年12月に公表された。当該方針の全文(9ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/alt_formats/hpfb-dgpsa/pdf/legislation/sprouts_pol_pousses_e.pdf
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省(Health Canada)
URL http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2007/2007_08_e.html
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