食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01760240294 |
| タイトル | WHO、鳥インフルエンザ-世界各国の状況とWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表を公表 |
| 資料日付 | 2007年1月18日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | WHOは、2007年1月18、22日付「鳥インフルエンザ-エジプトの状況-更新、-2」及び1月22日付「鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-4」を公表した。概要は以下のとおり 1.エジプトの状況-更新(1月18日) 研究所での検査の結果、オセルタミビルへの感受性が低減するように遺伝子に変異をきたしたウイルスがエジプトのH5N1亜型感染患者2人から検出された。この患者2人については12月27日にすでに公表済みである(http://www.who.int/csr/don/2006_12_27a/en/index.html)。この二人の患者は、ウイルスの臨床サンプルを採取するに先立つ2日間、オセルタミビルを使った治療を受けていた。 この患者2人は、エジプトのGharbiyahの少女16歳と男性26歳である。この二人は叔父・姪の関係にあり、同じ家に住んでいた。少女は、2006年12月19日に入院し、男性は12月17日に入院した。12月21日から、二人は日にオセルタミビル2錠の投与を受け始め、12月23日には、WHO認定病院(referral hospital)に転院した。検査を受けたサンプルは12月23日に患者2人から採取された。この少女は、12月25日に死亡し、男性は12月28日に死亡している。 エジプト保健・人口省(MOH&P)とWHOは、密接に協力して引き続きこの事例及びこれ以外の全てのH5N1検証を実施している。エジプト政府のモニタリングとカイロにある公衆衛生中央研究所が実施した迅速なウイルス分析でH5N1亜型との初期診断がなされた。確認試験と遺伝子配列決定がNAMRU-3と米国アトランタと英国ロンドンにあるWHO協力センター2ヶ所で実施された。 今のところ、エジプトその他でオセルタミビル耐性の広がりを示唆するものは存在しない。WHOは、2006年6月に公表したH5N1亜型感染患者向けの抗ウイルス治療諸勧告を変更することはない。今回の変異による耐性の臨床レベルが未だ明確になっていないからである。研究所での検査結果から、感受性の低減程度は低い(moderate)と判明しており、この変異については過去2005年にベトナムでも確認されている。さらに、これら変異はヒト間でのウイルスの伝染性に変化を伴うものではない。以上のことから、この時点で公衆衛生にもたらす意味は限られたものである。最後に、今回の知見でフェーズレベルを変える必要はないと思われる。WHOのパンデミック準備レベルは3のままである。 エジプト当局、WHO及び協力センターは、引き続き現在進行している各種調査及び分析から得られる全ての関連情報を市民と共有する。 2.エジプトの状況-2(1月22日) エジプト保健・人口省は、鳥インフルエンザA(H5N1亜型)ウイルスに感染したヒトの症例を新しく1件確認した。この症例は、エジプト公衆衛生中央研究所と米国NAMRU-3が確認を行った。 Beni Sweifの女性27歳は1月9日に発症して、同月19日に死亡した。初期検査の結果、発症する数日前この患者の住まいに死んだ鳥や病気の家きん類がいたと判明している。 エジプトで確認された19症例のうち、11人が死亡している。 http://www.who.int/csr/don/2007_01_22a/en/index.html 3.インドネシアの状況-4 インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザに感染したヒトの症例を新たに1件公表した。西ジャワ州の女性26歳で、1月11日に発症して、同月19日に死亡した。この患者の感染源の初期検査から、発症する数日前に病気の鶏のと殺に関わっていることが判明している。 インドネシアで確認された80症例のうち、62人が死亡している。 http://www.who.int/csr/don/2007_01_22/en/index.html 4.感染者数の累計（2007年1月22日付) エジプト：感染者数19人、内死亡者数11人 インドネシア：感染者数80人、内死亡者数62人 合計：感染者数269人、内死亡者数163人 http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2007_01_22/en/index.html |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源（公的機関） | 世界保健機関（WHO） |
| 情報源（報道） | WHO |
| URL | http://www.who.int/csr/don/2007_01_18/en/index.html |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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