食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01760020334
タイトル アイルランド食品安全庁(FSAI)、アイルランドの魚の摂取の便益を再保証する旨及び魚類中のダイオキシン類、フラン類、ポリクロロフェノール類及び臭素系難燃剤汚染レベルの調査報告書2007年版を発行した旨を公表
資料日付 2007年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  アイルランド食品安全庁(FSAI)は1月17日、海洋研究所及びBoard Iscaigh Mhara(BIM:アイルランド海洋漁業庁)と共同で、アイルランドの魚の摂取の便益を再保証する旨及び魚類中のダイオキシン類、フラン類、ポリクロロフェノール類及び臭素系難燃剤汚染レベルの調査報告書2007年版(PDF版38ページ)を発行した旨を公表した。概要は以下のとおり。
1.調査対象
 天然及び養殖サケ、サケの薫製及び缶詰、鮮魚及び缶詰のニシン等を含む70種類の魚製品サンプルを2004年後半に収集した。(表3参照)
2.調査対象汚染物質
 ダイオキシン類、フラン類、ポリクロロフェノール類(表1に記載の毒性の懸念ある17種類のダイオキシン類、フラン類及び13ページに記載のPCB18等44種類)及び臭素系難燃剤16種類。
3.調査結果
(1)「養殖及び天然魚及びそれらの製品におけるダイオキシン及びダイオキシン類似PCB(dl-PCB)化合物」について
 分析結果は、表4にまとめて掲載している。その中で最も高い総TEQ濃度(PCDD/F&dl-PCB)は、養殖のサケで2.12ナノグラムWHO-TEQ/kg重量、最低の総TEQ濃度は、マグロ缶詰の平均で0.05ナノグラムWHO-TEQ/kg重量であった。
(2)「養殖及び天然魚及びそれらの製品における臭素化合物」について
 分析結果は、表6及び7にまとめて掲載している。その中で最も高い総TEQ濃度は、養殖サケ及び養殖サケの薫製で3.71及び2.39ナノグラムWHO-TEQ/kg重量であった。生鮮のサバ、ニシン及び貝類の総TEQ濃度は低く総TEQ濃度は、1.35、1.67及び1.75ナノグラムWHO-TEQ/kg重量であった。
4.結論
 これらの結果から、アイルランドの魚製品中のダイオキシン類、フラン類、ポリクロロフェノール類及び臭素系難燃剤汚染レベルは他のEUの工業化の進んだ国々の汚染レベルよりも低く、関連する法律にも適合している。また、FSAIの推奨する魚の摂取量について、変更する必要は無いとの結論となった。
 情報の詳細については、以下のURLから入手可能
http://www.fsai.ie/surveillance/food/fish_POPs.pdf
地域 欧州
国・地方 アイルランド
情報源(公的機関) アイルランド食品安全庁
情報源(報道) アイルランド食品安全庁
URL http://www.fsai.ie/news/press/pr_07/pr20070116.asp
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