食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01750370330
タイトル 英国健康保護局 (HPA)、食中毒報告(第49~52週/2006年)、サルモネラ属菌疾病報告(11月)等を公表
資料日付 2007年1月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国康保護局(HPA)は1月12日、感染症情報「Health Protection Report」1巻2号を公表した。概要は以下のとおり。
1.2006年第49~52週における複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1)チェシャー州及びマージーサイド州のレストランで、食中毒で9名が発症し、5名からS.Enteritidis(PT21C)が検出された。食中毒の原因は不明。
(2)イーストミッドランズ地方のレストランで、食中毒で7名が発症し、7名からS.Enteritidis(PT8)が検出された。食中毒の原因は不明。
(3)ヨークシャー州のレストランで、食中毒で6名が発症し、6名からS.Enteritidisが検出された。食中毒の原因は不明。
(4)ブリストル州のレストランで、食中毒で7名が発症し、2名からノロウイルスが検出された。食中毒の原因はカキ。
(5)マンチェスター州の販売店で、食中毒で3名が発症した。食中毒の原因はマグロ。
2.11月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウエールズ地区のサルモネラ症
 サルモネラ症の合計は1
,241件で、その血清型は、S.Enteritidis(PT4)が202件、S.Enteritidis(other PTs)が549件、S.Typhimuriumが131件、S.Virchowが31件、その他328件であった。
3.イングランド及びウエールズにおける2006年第49~52週における一般腸内細菌感染症
 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が一番多く1
,522件、次にサルモネラ属菌によるものが723件、ノロウイルスによるものが167件、E.coliO157によるものは23件であった。
 2006年第1~52週累計では、カンピロバクターが44
,437件で2005年同期の46
,571件に比べ約5%減少している。また、ロタウイルスについては、2006年第1~52週累計が13
,235件で2005年同期の13
,536件に比べ減少している。サルモネラ属菌は逆に2006年第1~52週累計で12
,185件と2005年同期の11
,438件に比べ増加し、ノロウイルスは2006年第1~52週累計で4
,304件と2005年同期の2
,900件に比べかなり増加している。また腸管出血性大腸菌O157についても同様に、2006年第1~52週累計で1
,030件と2005年同期の968件に比べ増加している。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#outbreak
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