食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01740390110 |
タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、緑茶からの抽出物が肝毒性と関連する疑いを示す事例を公表 |
資料日付 | 2007年1月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は1月2日、緑茶からの抽出物が肝毒性と関連する疑いを示す事例について、食品及び医薬品の有害作用に関する季報Canadian Adverse Reaction Newsletterの第1号(Vol.17 , Issue 1 , January 2007 , 6ページ)で公表した。概要は以下のとおり。 ①健康だった42歳の女性が腹痛と黄疸で検査入院したところ、肝機能が国際標準比5(正常値は1)で、アンモニア濃度が上昇していた。CTスキャンの結果は正常で、B型及びC型肝炎の検査結果は陰性だった。 ②当該患者の容態は悪化し、入院9日後に昏睡状態。ラボの検査結果は抱合型ビリルビン234μmol/L(正常値は4未満)、総ビリルビン423μmol/L(正常値は16未満)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ217IU(正常値は10-42)。 ③肝臓の生検結果は「毒性肝炎(toxic hepatitis)」と報告され、入院17日後に肝臓の移植手術が行われた。 ④当該患者は入院する前の6ヶ月間にわたりGreen Lite Polyphenonを1日6カプセル摂取していた。当該製品は緑茶のカフェインを除去した抽出物を含有し、1カプセルにカテキン100mgが含まれていた。 ⑤当該製品は痩身剤として使用されていたが、カナダでの販売は認可されていない。 ⑥当該患者は過去数年間にわたり長期避妊薬デポ・プロベラ(Depo-Provera) 150mlを3ヶ月毎に注射していたほか、自宅でノミの駆除スプレーを使用していたことも併せて報告されている。 なお当該事例の参考資料として、緑茶の水アルコール抽出物とヒトの肝毒性を関連付けた2005年の報告(PubMedに掲載)が紹介されている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/dhp-mps/medeff/bulletin/carn-bcei_v17n1_e.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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