食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01740340343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、1996?2005年にフランスで発生した集団食中毒
資料日付 2006年12月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、InVSが発行する週刊疫学報告(BEH)12月26日号№51-52に1996年?2005年にフランスで発生した集団食中毒に関する記事を掲載した。概要(英語版が併記)は次のとおり。
 本稿では、1996年?2005年にフランスで報告された集団食中毒(Tiac)に関するデータの総括を提示する。
 当該期間に合計で5
,847件のTiacが報告され、患者数は80
,351人で、そのうち7
,364(9%)が入院した。死亡数は45人にのぼる。
 Tiacの64%は学校等の施設内食堂又はレストランで発生した。
 食品やヒト由来の検体で原因病原体を同定することができた割合は、Tiacの46%を占める。病原体が確認された件数の64%でサルモネラ属菌が分離されたが、これが患者総数の49%、入院総数の61%の原因であった。
 サルモネラ属菌については夏季に、ウイルス性病原体については冬季に、発生件数が激増していた。
 原因食品が特定できたTiacの30%で、卵又は生もしくはほとんど生の卵を主成分とした製品が原因であった。食中毒を引き起こした要因が少なくとも一つ報告されたのは46%で、これらの要因の半数近くが、調理中のミス又は調理から消費までの過度の時間経過に関係がある。
 食品の衛生安全の確保という目標にこれまで以上に応えていくには、報告される件数の割合を増やし、ヒト及び家畜衛生に携わる機関が共同で調査を行なう必要がある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/beh/2006/51_52/beh_51_52_2006.pdf
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