食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01730710105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)動物用医薬品センター(CVM)、家畜飼料安全システムの枠組みに関する第二次案を発表
資料日付 2006年12月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)動物用医薬品センター(CVM)、家畜飼料安全システム(AFSS)の枠組みに関する第二次案を発表した。AFFSはヒト並びに家畜の保健衛生のための飼料の安全確保をするもので、従来の医薬品添加飼料、BSE、サルモネラなど特定の懸念物質に対する安全システムから包括的な安全システムに変更する。これには承認前食品(飼料)添加物、飼料に使用される医薬品、飼料汚染物質の基準値の設定、FDAの規制順守を確保するための教育訓練が網羅され、全ての飼料原材料及び混合飼料の表示、製造工程、流通及び全ての製造、流通、使用段階の管理を含む。AFSSの主構成要素の概要は以下のとおり。
1.原材料並びに承認プロセス
 ①FDAの規則は全ての使用可能な原材料、添加物(その内多くはGRASである)を網羅していない。
2.飼料汚染物質の上限
 ①全ての汚染物質が動物やヒトの健康に害を及ぼすリスクを有している訳ではない。リスクを評価する方法を策定する。
 ②現在飼料中の汚染物質検出のための公的な規制方法の開発のきっかけとなる文書化されたプロセスがない。
3.飼料原材料及び混合飼料の製造工程管理
 ①現行の安全プログラムは製造、包装、貯蔵、流通、使用の全ての側面の安全に十分に対応できていない。
 ②医薬品添加飼料には適正製造規範(current Good Manufacturing Practices)があるが、技術の進化に伴い改正が必要となっている。
4.規制監督
 ①現在BSE検査プログラムに優先的にリソースが割り当てられているが、CVMはリスクに基づいた飼料検査への取り組みを策定中。
 ②飼料の製造、流通、使用の全ての分野を網羅できていない。飼料の多くが非営利組織へ移っている実情に合わせる。飼料輸送用車両の検査は限定的で交差汚染の原因となっている。
 ③飼料防御あるいはテロ対策の多くはFDA外で策定、導入されている。FDAもこれら意図的な汚染に対応すべきである。
 ④FDA認証飼料工場は医薬品添加飼料の臨床記録/報告などが義務付けられているが、変化に対応した新たな提案が必要である。
5.教育及び啓発活動
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/cvm/AFSS2ndDraftFramework.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。