食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01720450330
タイトル 英国健康保護局 (HPA)、食中毒報告(第45~48週/2006年)、サルモネラ属菌疾病報告(10月)等を公表
資料日付 2006年12月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国康保護局(HPA)は12月14日、感染症情報CDRウィークリー(Communicable Disease Report Weekly (CDR Weekly))16巻50号を公表した。概要は以下のとおり。
1.2006年第45~48週における複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1)ノーサンバーランド州及びタインアンドウェア州のレストランで、食中毒3名が発症し、3名からS.Enteritidis(PT1)が検出された。食中毒の原因は不明。
(2)カンブリア及びランカシャーのレストランで、食中毒で9名が発症し、8名からS.Enteritidis(PT8)が検出された。食中毒の原因は不明。
(3)エセックス州のレストランで、食中毒で2名が発症し、2名からS.Enteritidis(PT14B)が検出された。食中毒の原因は不明。
2.10月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウエールズ地区のサルモネラ症
 サルモネラ症の合計は1
,667件で、その血清型は、S.Enteritidis(PT4)が255件、S.Enteritidis(other PTs)が852件、S.Typhimuriumが193件、S.Virchowが38件、その他329件であった。
3.イングランド及びウエールズにおける2006年第45~48週における一般腸内細菌感染症
 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が一番多く2
,600件、次にサルモネラ属菌によるものが965件、E.coliO157によるものは48件であった。
 2006年第1~48週累計では、カンピロバクターが42
,092件で2005年同期の43
,866件に比べ約4%減少している。また、ロタウイルスについては、2006年第1~48週累計が13
,027件で2005年同期の13
,226件に比べ減少している。サルモネラ属菌は逆に2006年第1~48週累計で11
,284件と2005年同期の10
,863件に比べ増加し、ノロウイルスは2006年第1~44週累計で4
,061件と2005年同期の2
,545件に比べかなり増加している。また腸管出血性大腸菌O157についても同様に、2006年第1~48週累計で1
,007件と2005年同期の944件に比べ増加している。
4.2006年4月~6月における複数個所でのヒトの発症例(General outbreak)として報告された食中毒(発生場所/発症人数/確定人数/病原菌/感染経路)
(1)西ヨークシャーの個人住宅/13/1/Clostridium Perfringens/不明
(2)バーミンガム及びソリハリレストラン/6/ 2/腸管出血性大腸菌O157/不明
(3)リーズの販売店/30/ 30/腸管出血性大腸菌O157/販売された調理済みロースツビーフ
(4)サリー及びサセックスの学校/148/43/S.Enteritidis (PT4B)/ハルミチーズ/ペッパーカバブ
(5)ティーズの個人住宅/10/5/ S.Enteritidis(PT4B)/肉入りピザ等
5. 2006年7月~9月に報告されたサルモネラ属菌の主な血清型
(1)S.Enteritidis:2
,844件、(2)S.Typhimurium:427件、(3)S.Virchow:127件、(4)S.Ajibo:107件、(5) S.Newport:80件、(6)S.Infantis:42件、(7)S.Kentukcy :42件
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/enteric.htm#gen_gastro
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