食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01720050188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、ワイン及びアルコール飲料と接触する木材に施される処理に係る知見の現状、勧告及びリスク評価に向けた展望に関する意見書 |
| 資料日付 | 2006年8月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ワイン及びアルコール飲料と接触する木材に施される処理に係る知見の現状について考察することを自ら決定し、今般2006年8月22日付意見書(3ページ)及び報告書(59ページ)を公表した。意見書の概要は次のとおり。 1.背景 EU域外では数年前からオークチップを用いたワインの製造(訳注:価格を抑えるため、熟成に樽を使用せずオークチップで樽の香りをつける方法)が増加している。EU域内ではフランスにおいてのみ1996年以降試験的にテーブルワイン及びヴァン・ド・ペイ(地酒)への使用が許可されてきたが、現在はEUレベルで許可される方向にある。木材は、特別な措置の対象となり得る容器包装リストに入るが、今のところいかなる措置も実施できる状態にはない。それゆえ、フランスで適用される木材に関する法規は1945年に作成されたものである。樽及びチップに使用される木材には熱処理が施されることから、望ましくない物質が形成され、ワイン又はアルコール度の高い蒸留酒中に溶出するおそれがある。 2.目的 今回の考察の主な目的は、木材から溶け出る分子が消費者の健康リスクとはならないことを確認することにある。AFSSAの器具・容器包装専門家委員会は、ワイン及びアルコール度の高い蒸留酒と接触する木材の適性に関して入手可能なデータを検討した。 3.結論 最新の入手可能な科学データは、主にワインに関するものである。 感覚器官ではほとんど知覚されないが、高い濃度を示す場合がある分子について研究されていない。また、木材を特徴付けた研究において入手可能なものは潜在的な溶出物の定性分析のみで、活用できる定量データが欠けていることが多い。一方、木材及びその熱処理に由来する分子がワイン中に見つかっていることが明らかになった。処理工程で新たな物質が形成されるが、その物質及び形成動態についてはよく分かっていない。熱処理の作用には不明な点が多く、衛生面で影響を及ぼし得る分子を制御できるとは言い切れない。従って、健康リスクの特性付けを十分に行なうことができない。 チップについては、溶出を加速させて木材から放出される分子の大半を急速に分離させるという点で樽とは動態が異なることが明らかになった。チップの比表面積並びに化合物の分解及び大量分離を考慮すると、衛生面での影響がないことを確認する必要がある。文献には加熱に起因する化合物の形成に関する記述は皆無であった。 4.勧告 以上の分析を踏まえ、次の6点について勧告する。 (1)樽及びチップの原料及び加工工程の管理 (2)オークからの天然溶出物 (3)オークに施される処理(抗菌処理及び熱処理)に起因する溶出物 (4)木片又はチップ (5)アルコール度の高い蒸留酒 (6)リスク評価 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=38352&Pge=0&CCH=061211174500:26:4&cwSID=10D0A1D48F7942D1B5BAEEC334423B05&AID=0 |
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