食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01700160295 |
| タイトル | FAO・Online情報誌Agriculture21より、「バングラディッシュにおけるヒ素の脅威」 |
| 資料日付 | 2006年12月4日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | FAO農業部は、オンライン情報誌「Agriculture21」12月号の注目情報(Spotlight)の中で、レポート「バングラディッシュにおけるヒ素の脅威」を公表している。この「Agriculture 21」は、FAOが運営する農業科学を対象とするwebサイトで、ニュースマガジンとして、FAOの様々な指針や、家畜、バイオテクノロジー、土地/水開発、農作物生産、植物保護、農業支援諸制度等に関する情報を掲載している。農作物を栽培するのに用いる水に含まれるヒ素が食品へ入り込む可能性があるとするこのレポートの概要は以下のとおり。 バングラディッシュの地下水のヒ素汚染は3 ,000万人の人々の健康を脅かしている。 バングラディッシュやその他のアジア地域で実施した数々の研究をレビューした結果、人々は飲用水を介してのみヒ素に暴露しているのではなく、汚染を受けた地下水を使って潅漑された農作物を介して間接的にも暴露を受けているという結論を得た。土壌や水のヒ素濃度が高ければ、相応して農作物に含まれるヒ素含量も高いと判明した。土壌中ヒ素濃度と農作物、特にコメの収量低下との間の相関を示す研究も数件存在する。当該地域の主要農作物がコメであることから、ヒ素汚染が農作物に対して有害であるというレベルに到達した場合、食品安全保障への悪影響は免れない。 アジアでは、中国新疆ウイグル自治区、中国内モンゴル自治区及び山西省、ネパールタライ地域、インドベンガル地方、パキスタン、ミャンマー及びカンボジアの一部地域、タイRon Phibun地域、ベトナムRed River平地の帯水層がヒ素汚染を受けている。 好気的で冠水しない土壌条件下で栽培された農作物を対象としたヒ素の研究は多数報告されているが、常に冠水した状態にある栽培土壌系での典型的な低地米を対象としたヒ素の動向について実施された研究は比較的少ない。欧州や米国のコメのヒ素汚染レベルが0.05ppmであるのに対し、バングラディッシュのコメのヒ素レベルは1.8ppmという高さであった。汚染は葉野菜、特にアマランサス(amaranthus)やほうれん草でも高く、コメの汚染レベルの2倍もしくは3倍のレベルであった。WHOは飲用水のヒ素の最大基準濃度として0.01ppmを勧告しており、人々にとってコメのような主要農作物がヒ素の暴露源となりうるということを示唆している。 データが限られているので、フードチェーンにおけるヒ素の存在について我々が知り得ることは非常に少ない。食品に含まれるヒ素の健康リスクを評価するには、食品消費パターンやヒ素濃度に関するデータが必要である。有機ヒ素よりもはるかに毒性の高い無機ヒ素に対するリスク評価も必要である。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
| 情報源(報道) | FAO |
| URL | http://www.fao.org/ag/magazine/0605sp1.htm |
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