食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01690300160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、食品における微生物学的安全性に関する諮問委員会(ACMSF)の2005年報を発行した旨を公表 |
資料日付 | 2006年11月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は11月27日、食品における微生物的安全性に関する諮問委員会(ACMSF)の2005年報を発行した旨を公表した。概要は以下のとおり。 第1章 管理関連 組織、公開性、他の諮問委員会及び横断的メンバーによる活動 第2章 2005年のACMSF活動 1.カンピロバクター 2005年3月に報告書を公表。 2.ボツリヌス菌 (1)乳幼児におけるボツリヌス菌 専門家班によるリスク評価の結果、チルド及び冷凍乳児食は、乳児ボツリヌス症の主なる原因ではなく、他の製品と比較して特により大きいリスクはないと結論付けた報告書を、意見募集の後に2006年秋に発行予定。 (2)牛におけるボツリヌス菌 牛におけるボツリヌス菌感染の診断におけるマウスバイオアッセイの使用、感染防止のための家きん廃棄物の利用及び廃棄に関する管理の強化、牛飼育業者によるボツリヌス菌感染の疑い症例報告の奨励、感染牛の発生した牧場における健康な牛から得た牛乳の販売、感染牛からの肉及び牛乳の流通禁止等が報告されている 3.リステリア 2001年~2004年に発生したリステリアの発生パターンの変化について記述し、従来型の妊娠女性に関連しないリステリアが高齢者(60歳以上)で増加している点に触れ、ある種の菌は、少量の菌に繰り返し暴露することによる感染が考えられるとしている。通常の菌と異なり、年齢別の注意が必要としている。 4.腸管出血性大腸菌(E.Coli)O157 2005年12月、FSAは南ウエールズのアウトブレイクについて報告、172人が感染し133人が微生物検査で陽性が確認された。原因については調査中であり、まだ特定されていない。今回の感染に関する情報へのアクセスは、制限されるとしている。 5.鳥インフルエンザ(AI) 11月にインフルエンザウイルス学者、疫学者が英国における将来のAIリスクを検討し、以下の結論を出した。 (1)2003年に実施したACMSFのリスク評価及びその後の情報から、AIへのヒトの感受性、感染した鳥類及びアヒルの卵におけるAIの存在等について現在のACMSFの助言を変える必要はない。 (2)食品の取扱及び調理に携わる人々は、ウイルスに暴露する可能性はあるが、リスクは少ない。 (3)欧州における高病原性AIのリスクは低い。 (4)輸入の家きん肉及び卵についての監視は必要である。 6.野生肉について、7.輸入食品、8.ハンバーガーの安全な調理、9.食塩、10.調理済み果実及び野菜、11.DEFRA抗菌剤耐性コーディネーショングループ報告書、12.家きん肉の抗菌剤処理、13.卵についての助言、14.微生物学的基準の提案、15.食中毒の疫学、16.サーベイランス、17.関連情報 第3章 1.将来の活動計画 2.未来予測 (horizon scanning) (1)輸入食品 (2)新規感染源 当該報告書(47ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/acmsf2005annual.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/nov/acmsfannualreport |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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