食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01690050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、殺虫剤アルジカルブのMRLの安全性に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2006年11月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUにおいて、殺虫剤アルジカルブは、EU指令91/414/EECのAnnex Iのリストに掲載されている農薬ではないが、2007年中頃まで使用が許可されている。最近、英国で決定論的リスク評価に基づき評価を行ったところ、アルジカルブの摂取に関する懸念が生じた。一方、新しい確率論的リスク評価に基づき評価を行った結果、最も感受性の高い集団でも急性参照用量を超過せず、消費者に危険を及ぼすことはないという結論が得られた。それゆえ、科学パネルは、アルジカルブのMRLの安全性に関して評価を行うよう要請を受けた。
 複数の食品における残留分布を考察する新しい確率論的リスク評価は、今回の評価に相応しくないため、科学パネルは独自の決定論的リスク評価を行った。評価の結果、現行の急性参照用量0.003mg/kg体重は適切であると言える。また、評価に使用する係数により結果は変わってくるものの、玉ねぎは急性参照用量を超過しないことが示された。
 急性参照用量を超過しないよう、じゃがいもと柑橘類のMRLはどの水準が適切であるか評価した結果、柑橘類(MRL:0.2mg/kg)及びじゃがいも(MRL:0.5mg/kg)のMRLは0.02~0.05mg/kgへと大幅に減らす必要のあることが判明した。同様に、ニンジンとパースニップ(両方ともMRL:0.1mg/kg)のMRLは現行のままか、もしくは、0.05mg/kgまで減らさなければならないことが判明した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/ppr/ppr_opinions/ej409_aldicarb.html
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