食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01660190111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、米国の腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染の発生に関連してカリフォルニア州の2郡で栽培された生鮮ほうれん草及び当該生鮮ほうれん草を含むサラダ類の輸入を禁止する方針を公表
資料日付 2006年11月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は11月1日、米国で9月に発生したほうれん草による腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に対する措置として、米国カリフォルニア州モントレー郡及びサンベニト郡で栽培された生鮮ほうれん草及び当該生鮮ほうれん草を含むサラダ類の輸入を禁止する方針を公表した。概要は次のとおり。
1.これまでの経緯
 CFIAは9月14日、ほうれん草に起因したO157集団感染の発生について米国食品医薬品庁(FDA)が一般消費者に警告を出した旨の連絡を受けた。汚染食品の特定ができず、回収命令を発令することができなかったため、CFIAは9月15日、米国産の生鮮ほうれん草及び生鮮ほうれん草を含むサラダ類を摂取しないようカナダ国民に注意喚起した。
 上記O157集団感染の発生に直接関係した症例報告がカナダに1件あるとカナダ公衆衛生庁(PHAC)は報告している。しかし、米国産ほうれん草の輸入は定期的に行われており、カリフォルニア州の当該2郡で栽培された生鮮ほうれん草及び当該生鮮ほうれん草を含むサラダ類の輸入を禁止する輸入警報(Import Alert)がこのたび発令された。
 これに伴い、米国産の生鮮ほうれん草及び生鮮ほうれん草を含むサラダ類の輸入には生産地証明書の明示が必要になった。
2.輸入方針
 CFIAはカリフォルニア州の当該2郡で栽培された生鮮ほうれん草を含むすべてのカリフォルニア産の生鮮ほうれん草及びサラダ類の輸入を次に告知するまで禁止する。その理由は①今回の食中毒集団発生で確認された感染例及び死者数の多さ、②感染例のでた州の数、③汚染源がまだ特定されていないこと。
 予防措置としてとられたこの方針は、米国から情報がさらに提供された段階で修正される可能性がある。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/fresh/spinepin/impe.shtml
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