食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01650410149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、動物栄養素中の着色料カプサンチン、シトラナキサンチン、クリプトキサンチンの安全性に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2006年10月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  パプリカ色素カプサンチンは、着色料カプソルビンや他のパプリカカロテノイドと混合して飼料に使用され、卵黄やブロイラーの皮の着色を目的としている。カプサンチン/カプソルビンの安全性に関する動物実験のデータは入手できなかったが、安全性に懸念を抱く理由はないと科学パネルは考える。また、今のところ、カプサンチンの消費によるヒトや動物への毒性は報告されていない。パプリカには遺伝毒性はないことから、その構成物質であるカプサンチン/カプソルビンにも遺伝毒性はないと思われる。それゆえ、カプサンチン/カプソルビンにADIや許容上限摂取量を設定していない。データ不足から、定量的リスク評価を行うことは出来なかったが、カプサンチン源であるパプリカの欧州における消費を推計したところ、鶏の餌に添加されたカプサンチン/カプソルビンの量は、ヒトへの全体的暴露量を増加させることはほとんどないと考えられる。
 ビタミンAの前駆物質として働くシトラナキサンチンは、シトラスフルーツの皮に含まれ、卵の着色のために飼料に添加される。データは入手できなかったものの、シトラナキサンチンの対象動物に対する安全性に懸念はない。また、シトラナキサンチンの毒性データから、消費者の安全性に懸念は生じないと思われるが、ADIの設定や消費者の安全性の完全な評価に必要なデータが十分得られなかった。卵の摂取以外、シトラナキサンチンの摂取が多くなるとは考えられないため、シトラナキサンチンに関しては、早急な対策の必要はないが、現行の卵消費量水準に基づいて再評価を行う必要がある。
 クリプトキサンチンの異性体β及びαクリプトキサンチンはフルーツに豊富に含まれるが、ビタミンAと同等の働きをすると考えられている。クリプトキサンチンは鶏の腸管内での吸収率が低いため、卵黄や鶏肉組織の着色目的で飼料に添加することには、その効果の点でかなり疑問がある。それゆえ、βクリプトキサンチンを添加物として認可することには十分な理由は無いと考える。また、βクリプトキサンチンには変異原性、染色体異常誘発、亜慢性毒性はなく、ADIも設定されなかった。さらに、野菜にも豊富に含まれるβクリプトキサンチンは、がんの抑制などを始めとして様々な病気の防止に有効であるため、消費者にも安全であると考えられる。
 最後に、これらの物質の飼料中の上限量に関しては、単独で使用する場合と、他のカロテノイドと混合して使用する場合と、それぞれ区別して設定する必要があると科学パネルは考える。
 なお、本文は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/feedap/feedap_opinions/ej386_red_carotenoids.Par.0001.File.dat/feedap_op_ej386_red%20carotenoids_en.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/feedap/feedap_opinions/ej386_red_carotenoids.html

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