食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01650320305
タイトル EU、米国産長粒米の輸入全てに検査を実施する決定案を承認
資料日付 2006年10月23日
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概要(記事)  EUのフードチェーン・動物衛生常任委員会は10月23日、米国産長粒米に未認可の遺伝子組換え(GM)米が混入している問題で、米国から輸入するすべての長粒米に対して再検査(counter testing)を実施する欧州委員会の決定案を承認した。米国当局が未認可GM米LLRICE601に対する検査の一貫性と精度を確保するための共通的なサンプリング・検査の実施計画書(プロトコル)の導入に合意しなかったことから今回の決定となった。
 未認可GM米未混入証明書の添付された米国産長粒米の積送品から、1ヶ月前に LLRICE601が発見されたことを受けて諸対策が講じられているが、欧州委は10月4日、再検査の実行権限を担当委員に付与する一方、サンプリング及び検査に向けての共通の取組みに米国が合意するまで15日間の猶予を設けた。この間両者の話し合いが行われたが、結局米国は提案された実施計画書に合意しなかった。
 今後、米国から輸入するすべての長粒米は、本決定に付随するEU検査実施計画書に従って各加盟国の入国地点でサンプリングされ検査を受ける。検査費用は事業者が負担する。
 なお、最近フランスで別の未認可GM米 LLRICE62がやはり米国産輸入米から見つかっているが、今回の再検査措置はその摘発をも考慮に入れたものである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/06/1468&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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