食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01640400295
タイトル FAO、「欧州の高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型の進化:2006年秋冬の鳥インフルエンザ拡大の生態、動向及び予測についてレヴューする」(EMPRES刊行物)、「欧州のブルータング最新情報」(EMPRES刊行物)及びレポート「東南アジア5ヶ国の家きん業界における鳥インフルエンザアウトブレイクの影響」を公表
資料日付 2006年10月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは、動植物の越境性病害虫に関する緊急予防システム(EMPRES)の刊行物「EMPRES WATCH」により、2006年10月付けで「欧州の高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型の進化:2006年秋冬の鳥インフルエンザ拡大の生態、動向及び予測についてレヴューする」(11ページ)、2006年9月付けで「欧州のブルータング最新情報」(5ページ)及び「東南アジア5ヶ国の家きん業界における鳥インフルエンザアウトブレイクの影響」(25ページ)を公表した。各々の概要は以下のとおり。
1.「欧州の高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型の進化:2006年秋冬の鳥インフルエンザ拡大の生態、動向及び予測についてレヴューする」
 2005年10月に高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)H5N1亜型がトルコに出現してから、鳥インフルエンザは欧州26ヶ国(2006年8月現在)の家きん類や野鳥で報告されている。2005年10月以降、家きん類におけるHPAIは、アルバニア、オーストリア、アゼルバイジャン、デンマーク、フランス、ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、ロシア、セルビア、トルコ及びウクライナで報告され、ルーマニアだけで230ヶ所を超えるアウトブレイクが報告されている。また、アルバニアを除いたこれら全ての国の野鳥でもHPAIが検出されている。野鳥のHPAIだけが報告されているのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、チェコ、グルジア、ギリシア、イタリア、ポーランド、スロバキア、スペイン、スロベニア、スイス、英国の13ヶ国である。HPAIは猫、イヌ及びブナテン(stone marten)並びに捕らえられた野鳥(狩猟鳥(game bird)及び動物園の飼育鳥)でも報告された。
http://www.fao.org/docs/eims/upload//214878/EW_europe_oct06_hpai.pdf
2.「欧州のブルータング(BT)」
 BTは従来、熱帯地域に限定されていたが、近年になって欧州全域に拡大した。この疾病はヌカカが媒介する反すう動物の疾病で、その影響は大きい。アフリカ・アジア地域の吸血昆虫であるヌカカのCulicoides imicolaは、欧州周辺部に短期かつ稀にBTウイルス(BTV)を持ち込んでいた。しかしながら1998年以降、少なくとも2方面から欧州にBTVが侵入し、従来報告されていた地域よりさらに最大数百km北方まで拡大した。C.imicolaの分布北限は北方に移動したが、先に述べたものとは異なる旧北区(Palearctic:ユーラシア大陸のヒマラヤ山脈以北及びアフリカ北部(サハラ砂漠以北)の地域)のヌカカの種も欧州におけるBT伝播に大きな役割を果たしている可能性がある。直近ではこの疾病の従来の感染地域の境界線よりも緯度がさらに北に伸びてベルギー、オランダ、ドイツ及びフランスの国境付近の地域でアウトブレイクが報告されている。これらのアウトブレイクには、今まで欧州で報告されていない新しい血清型が関わっていた。欧州におけるBTV拡大により、動物及び動物由来製品の交易が混乱に陥り、150万頭を超えるめん羊が死んだ。
http://www.fao.org/docs/eims/upload//213041/EW_europe_sept06.pdf
3.「東南アジア5ヶ国(カンボジア、インドネシア、ラオス、タイ及びベトナム)の家きん業界における鳥インフルエンザアウトブレイクの影響、アウトブレイクの代価、対応、及び長期制御の可能性」
 高病原性鳥インフルエンザ(主にH5N1亜型ウイルス)の重大性は、以下の5つの事柄が重なって発生することによる。
①鳥の死亡率の高さ(しばしば群れの50%を超える)
②生きた鳥と家きん肉製品の国際貿易の制限、観光業に及ぼす影響
③HPAIウイルスの保有宿主となり、ヒトの健康に脅威となるインフルエンザ株をつくりだす可能性があるアヒル、ガチョウ、ウズラ及び豚へのHPAIの感染
④人獣共通感染症としての影響
⑤ヒトに感染し、ヒトの間で伝染する可能性がある新規ウイルス株が生み出される危険性
http://www.fao.org/docs/eims/upload//214194/rushton-comp.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/ag/againfo/programmes/en/empres/home.asp

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