食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01630290294
タイトル WHO、鳥インフルエンザ-エジプトの状況-9、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-36及びWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表を公表
資料日付 2006年10月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、鳥インフルエンザ-エジプトの状況-9、及び-インドネシアの状況-36を公表した。これを受けてWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表も更新した。概要は以下のとおり。
1.エジプトの状況-9(10月11日付)
 エジプト保健省は、今年5月以降初めとなるH5N1亜型ウイルスに感染したヒトの症例を確認した。
 この患者はナイルデルタのGharbiya行政区の女性39歳で、9月30日に発症して、10月4日に入院した。この患者は肺炎を起こし現在も入院中であるが、症状は安定している。
 この患者には、アヒルの群れに病気の兆候が表れ、死に始めたときに10羽を超えるアヒルを家でと畜し、脱羽したという経緯がある。
 エジプトは2006年9月、庭先で飼育されている家きん類の群れに再度アウトブレイクがあったことを報告している。
 現在エジプトでは15症例の報告があり、そのうち6人が死亡している。
2.鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-36(10月16日付)
 インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザに感染したヒトの症例をさらに3件確認した。3症例全て死亡している。
 新しく確認された第一の症例は西ジャワ州の67歳の女性で、10月3日に発症、7日に入院して、10月15日に死亡した。この患者は慢性病を患っていたので診断が困難であった。この患者が発症するに先立って、家や近隣で飼育していた鶏が複数死んだという報告がある。
 第二の症例はジャカルタ州南ジャカルタの男児11歳で、10月2日に発症、5日に入院して10月14日に死亡した。この患者には、近隣で死んだ鶏に暴露した経緯がある。
 第三の症例は中央ジャワ州の女性27歳で、10月8日に発症、12日に入院して、10月13日に死亡した。この患者の暴露源については現在調査中である。
 インドネシアで現在までに確認された症例は72件で、その内55人が死亡している。
3. 感染者数の累計(10月16日付)
アゼルバイジャン:感染者数8人、内死亡者数5人
カンボジア:感染者数6人、内死亡者数6人
中国:感染者数21人、内死亡者数14人
ジブチ:感染者数1人、内死亡者数0人
エジプト:感染者数15人、内死亡者数6人
インドネシア:感染者数72人、内死亡者数55人
イラク:感染者数3人、内死亡者数2人
タイ:感染者数25人、内死亡者数17人
トルコ:感染者数12人、内死亡者数4人
ベトナム:感染者数93人、内死亡者数42人
合計:感染者数256人、内死亡者数151人
http://www.who.int/csr/don/2006_10_16/en/index.html
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2006_10_16/en/index.html
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_10_11/en/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。