食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01630030314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「シナモン及び他の食品中のクマリンに関するQ&A」を公表 |
資料日付 | 2006年10月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、メディア及び消費者からの多数の問い合わせを受け、「シナモン及び他の食品中のクマリンに関するQ&A」(3ページ)を公表した。概要及びQ&Aの質問事項は以下のとおり。 クマリンは、カッシアというシナモンの種類に多く含まれる芳香物質である。クマリンは、感受性の高い人では比較的少量でも肝臓障害(治癒可能であるが)を引き起こす場合がある。分離したクマリンは、食品に使用してはならない。食品に香り付けするために使用する植物部位にクマリンが含まれる場合には、クマリン量は食品1kg当たり2mgに制限されている。公的食品サーベイランスで、シナモンクッキー中のクマリン量が制限値を部分的に著しく超過していることが示された。それゆえBfRは、シナモン含有食品中のクマリンによる消費者への健康リスクを評価し、耐容一日摂取量(TDI)を設定した(※)。サーベイランスで高濃度のクマリンが測定されたことを考慮しBfRは、クリスマスを迎える時期にも当たり、クマリンを含む食品は節度を持って摂取するよう消費者に助言する。 (※)TDI:0.1mg/kg体重(欧州食品安全機関(EFSA)設定のTDIと同値) Q1.クマリンとは何か?どこに存在するのか? Q2.クマリンは何に使用されるのか? Q3.クマリンはシナモンにどのくらい含まれるのか? Q4.消費者はどのようにセイロンニッケイとカッシアを区別できるのか? Q5.シナモン中のクマリンの最大基準値はあるのか?その規制遵守に責任があるのは誰か? Q6.最大基準値を超過している場合どうなるのか? Q7.多量のクマリンは健康を害する場合があるのか? Q8.クマリンは腫瘍を引き起こす場合があるのか? Q9.シナモンクッキーを多量に繰り返し摂取した消費者は、健康被害を想定せねばならないのか? Q10.「おばあちゃんはずっとシナモン入り菓子を焼いていた」(という事実は?) A10.ある食品が長年摂取されてきたという事実が、消費者にリスクがないことを意味するものではない。しかし摂取量を制限すれば消費者は保護される。 Q11.シナモン中のクマリンによるリスクをBfRはどのように評価するのか? Q12.消費者はリスクを低減するために何に注意するべきか? Q13.BfRは消費者をどのように保護するのか? |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/276/fragen_und_antworten_zu_cumarin_in_zimt_und_anderen_lebensmitteln%20.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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