食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01620380160 |
タイトル | Food Standards Agency (英国食品基準庁(FSA)、遺伝子組換え(GM)米混入問題に関する欧州委員会(EC)及び米国当局との会議結果を公表。 |
資料日付 | 2006年10月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Food Standards Agency (英国食品基準庁(FSA)は10月5日、遺伝子組換え(GM)米混入問題に関する欧州委員会及び米国当局との会議結果を公表した。概要は以下のとおり。 1.米国当局が、長粒種米の欧州輸出積荷をGM米混入はないと承認するための検査体制に関する情報を提出した。 2.オランダ当局の検査で、米国からはGM米混入はないと証明されていた長粒種米の一部から、違法なGM米陽性の結果が出た旨が報告された。 3.英国に到着したオランダで陽性とされたと同じ積荷について、英国で再試験を実施したが、当該GM米は検出されなかった。 4.EC及び米国当局は、異なった結果が生じる可能性を出来るだけ減少させるためのサンプリング及び検査手順の改善点について議論を進めている。 5.FSAには、米国の長粒種米の英国及び他の欧州加盟国への供給の中断の可能性について示唆された。 6.英国では、輸入された玄米は、販売前に精米のために精米所へ送付される。FSAは英国の8ヶ所の精米所にある長粒種米のLLRICE601の検査を進めており、近日中に検査結果を公表の予定である。 7.EFSAのリスク評価 EFSAの科学パネルは、EUが輸入した長粒種米に含まれるLL RICE 601がごく少量であることを考慮した結果、輸入長粒種米を消費しても、ヒトや動物に安全の観点から差し迫った危険を及ぼすことはほとんどないと結論を下した。 8.流通業者への助言 FSAは、従来は流通業者へはLLRICE601の混入した長粒米が、差し迫った健康へのリスクをもたらすとは考えられないとして、精査、販売中止するのは適切ではないと助言していたが、今回、遺伝子組換え物質で汚染された米は、違法であり販売中止すべきであるとした。 9.一般消費者への助言 FSAは、今回のEFSAの助言をもとに再検討した結果、消費者が家庭でもし米国の長粒米を保管している場合、摂取を継続して良いとする結論は変更しないとした。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/oct/gmrice |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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