食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01620180105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染の最新情報(10月6日付)を公表 |
資料日付 | 2006年10月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は10月6日、腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染の最新報告を公表した。概要は以下のとおり。 1.症例数 合計199症例、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)31症例、入院102症例、死亡3症例 最初の死亡例はウィスコンシン州の高齢女性、2例目はアイダホ州の2歳男児、3例目はネブラスカ州の高齢女性であることが米国疾病管理予防センター(CDC)により確認された。 2.集団感染発生州:合計26州、( )内は患者数 アリゾナ(8)、カリフォルニア(2)、コロラド(1)、コネティカット(3)、アイダホ(7)、イリノイ(2)、インディアナ(10)、ケンタッキー(8)、メイン(3)、メリーランド(3)、ミシガン(4)、ミネソタ(2)、ネブラスカ(11)、ネバダ(2)、ニューメキシコ(5)、ニューヨーク(11)、オハイオ(25)、オレゴン(6)、ペンシルバニア(10)、テネシー(1)、ユタ(19)、バージニア(2)、ワシントン(3)、ウエストバージニア(1)、ウィスコンシン(49)、ワイオミング(1) 3.現在の状況 米国司法省は10月4日カリフォルニア州サリナスの生産者組合及びNatural Seleciton Foods , LLCに対し捜査礼状を発行。今回の集団感染の背景を捜査する。 FDAは9月29日追跡調査の結果、全てのほうれん草がNatural Seleciton Foods , LLCで製造されたものであることが確認された旨を公表。 4.今後の予定 FDAはカリフォルニア州衛生当局と今後の対策を協議。生産者団体は自主的取り組みとして安全対策を強化。FDAは、葉物野菜に由来する疾病に関する公開会議の開催を予定しており将来的にはこれらの対策は法的規制とされる可能性がある。 5.試験結果 コロラド州、オハイオ州、ウィスコンシン州、ネブラスカ州など13の州の試験結果において同じ腸管出血性大腸菌O157:H7であることが確認された。 6.リコール: ①9月15日付Natural Seleciton Foods , LLC(カリフォルニア州) ブランド名:Natural Selection Foods、Pride of San Juan、Earthbound Farm、Bellissima、Doleなど ②9月17日付River Ranch社(カリフォルニア州) ブランド名:Fresh N Easy Spring Mix、Hy-Vee Spring Mixなど ③9月19日付RLB Food Distributors , L.P.社(ニュージャージー州) ブランド名:Balduccis Mesclun Mix、 Balduccis Organic Baby Spinach、Balduccis Mixed Greens、FreshPro Mesclun Mix、 FreshPro Organic Baby Spinach など ④9月22日付Triple B Corporation社(ワシントン州シアトル) ブランド名:NWG Spinach Salad、Spinach Salad QFC、Charlies Spinach Saladなど ⑤9月22日付Pacific Coast Fruit Company社(オレゴン州ポートランド) ブランド名:Baby Spring Mix Salad Kit、Chef on the Run-Bacon Spinach Salad、Chef on the Run-Spring Greens Salad 他にTrader Joes、 My Brothers Pizzaなど ⑥9月15日付Kenter Canyon Farms , Inc.(カリフォルニア州)Natural Selection Foodsのリコールに一部含まれていたものが判明。 ブランド名:Kenter Canyon Farms Baby Spinach、Kenter Canyon Farms Mesclun、Kenter Canyon Farms Spicy Mix。 7.輸出先: ①のみカナダ、メキシコ、台湾、香港、アイスランドに流通している。カナダの1症例は、腸管出血性大腸菌O157:H7が集団感染と同じ菌株であることを確認した。 ②~⑤の米国以外への流通は確認されていない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01486.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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