食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01620150361 |
| タイトル | 台湾行政院衛生署FDA準備グループ、週刊情報「薬物食品安全週報」第51号を発行し、ヒ素を含む土壌の農作物に関する情報を提供 |
| 資料日付 | 2006年9月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 台湾行政院衛生署FDA準備グループ(衛生署内に2005年8月中旬、「行政院薬物食品管理署」(FDA)の設立準備のために設置された機関)の編集による一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第51号が9月7日に、同署ホームページ上で発行された(全4ページ)。食品の安全性に関連する掲載内容は以下のとおり。 1.ヒ素を含む土壌の農作物についてはモニタリング済み 台北市の関渡平原の土壌中のヒ素濃度が高いとの報道があったことについては、同署はすでに同地域で生産された稲の籾殻について抜き取り検査を開始している。ヒ素含有量が著しく高いものが見られた場合には廃棄処分し、市場に流通させないこととするため、消費者は懸念する必要はない。 ヒ素は農作物に吸収されにくいため、台湾では米に含まれるヒ素の上限基準を定めていないが、食品の安全性を確保するために、同署は米及び食品中のヒ素含有量のモニタリングをここ数年続けて実施している。この結果、これまでのところ異常は見られていない。 ヒ素は半金属 (Metalloid)の一種であり、土壌及び河川等の環境中に様々な形態で広く存在する。地底には天然の硫ヒ化鉱物が存在し、風化及び浸食等により水中に浸出するため、ヒ素は地表水及び地下水に常に亜ヒ酸塩及びヒ酸塩の形態で存在する。 ヒ素は有機ヒ素と無機ヒ素の2分類に大きく分けることができる。無機ヒ素はさらに0価、3価及び5価の3つの形態に分けられ、3価の無機ヒ素の方が5価の無機ヒ素より毒性が強い。一般に、有機ヒ素のヒトへの毒性は比較的低く、無機ヒ素の方が有機ヒ素よりも毒性が高い。 ヒ素の主な摂取源は食品及び飲用水である。魚類、海産物及び藻類等に含まれるヒ素は一般にアルセノベタイン等の有機ヒ素で、この種の化合物は幸いヒトに毒性を持たない上に、体外に排出されやすい。ヒ素は一般に、ヒトの体内で60?90%が吸収され、肝臓や脾臓、腎臓、肺及び消化管に分布するが、約4週間後には皮膚、頭髪、指爪及び歯に少量が残る以外は、体外に迅速に排出される。 ヒトは無機ヒ素を大量に摂取すると、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢及び血便等の急性症状を呈し、死に至る危険もある。また、体内に蓄積すると、神経系、心血管系、消化器系、生殖泌尿器系、造血系及び皮膚等に損傷をもたらし、胎盤を通じて胎児の奇形及び死亡をもたらすこともある。低濃度でも長期にわたり摂取することにより、毛細血管の拡張や皮膚の紅斑、色素沈着、角化症等の様々な慢性症状を引き起こす。さらに、発がん性も知られており、皮膚がん及び肺がんを引き起こすおそれがある。 FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は毒性評価の結果、無機ヒ素の暫定耐用週間摂取量を15μg/kg体重/週と設定している。この数値はヒトが生涯にわたり毎週、無機ヒ素を摂取してもリスクをもたらさない量として設定されたものであるため、時折この数値を超過して摂取しても、健康に悪影響はない。 |
| 地域 | アジア |
| 国・地方 | 台湾 |
| 情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
| 情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
| URL | http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?dept=&class_no=0&now_fod_list_no=&array_fod_list_no=&level_no=1&doc_no=45883&show=show |
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