食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01620020160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、離乳食及び乳児用調製乳における金属及びその他の成分等15種類の含有量の調査報告書を公表
資料日付 2006年10月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月3日、離乳食及び乳児用調製乳における金属及びその他の成分等15種類の含有量の調査報告書を公表した。概要は以下のとおり。
1.調査目的
 英国で市販されている離乳食及び乳児用調製乳における金属及びその他の成分等15種類の含有量を調査し、乳幼児への暴露を評価する。
2.調査対象
 英国で市販されている離乳食及び乳児用調製乳201サンプルにおけるアルミニウム、アンチモン、ヒ素、カドミウム、クロム、銅、ヨウ素、鉄、鉛、マンガン、水銀、ニッケル、セレン、スズ、亜鉛の含有量を測定した。
3.調査結果
 調査対象の金属及びその他の成分等の含有量は、FSAが前回実施した調査結果とほぼ同等であった。調査結果の概要(調査成分/規則で定めた基準値(mg/kg)/平均含有量(mg/kg)/最大含有量(mg/kg)/最大含有量の結果を示した製品)は、以下のとおり。
①アルミニウム/-/1.45/25.4/大豆原料の乳児用調製乳
②アンチモン/-/0.001/0.009/朝食用離乳食
③ヒ素/1/0.03/-/魚を含む食品
④カドミウム/0.05~0.2(米では0.2)/0.01/0.09/米粥
⑤クロム/-/0.05/0.62/デザート
⑥銅/例外的に40(μg/100kcal)/1.3/-/シリアルバー
⑦鉛/0.02(乳児用調製乳)及び0.05~0.3/0.006/0.075/朝食用離乳食
⑧水銀/0.05~1(魚)/0.001/0.012/魚の入った食品
⑨ニッケル/-/0.1/0.9/粥
⑩セレン/-/0.04/0.19/乳児用調製乳
⑪スズ/50/0.08~0.09/9.1/羊飼いのパイ
⑫ヨウ素/ 5~35(μg/100kcal)/0.2/2.6/山羊のミルク
以下の金属又はその他の成分等は、基準値の単位が(mg/100kcal)となっている。
⑬鉄0.5~1.5(牛乳原料)、1~2(大豆原料)/-/3/プリン
⑭マンガン/0.6/3.5/-/米粥
⑮亜鉛/0.5~1.5(牛乳原料)、0.75~2.4(大豆原料)/16/71/乳児用調製乳
4. 暴露リスク評価
 上記結果における平均含有量及び製造者による仕様書に基づき、乳幼児における食品の摂取量を生後4~6、7~9、10~12ヶ月のグループで推定し、離乳食及び乳児用調製乳由来の推定暴露量を算出した。その結果、特に乳幼児の健康に対し安全性のリスクの懸念はないとした。
 詳細な報告書(PDF版38ページ)は、以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/fsis1706.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/oct/weaning
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