食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01600260316 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)、「動物由来食品の全国残留物質管理計画・年報2005」を公表 |
資料日付 | 2006年9月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)は、「動物由来食品の全国残留物質管理計画・年報2005」を公表した。当該管理計画は1989年からEU域内で統一基準により実施されているもので、BVLは連邦州が実施した検査の結果を集計し、分析データを欧州委員会に報告する。検査及び結果の概要は以下のとおり。 1.検査概要 (1)検査対象 49 ,679件 (内訳:牛15 ,953件、豚23 ,071件、めん羊442件、馬134件、家きん6 ,286件、養殖水産物563件、兎14件、狩猟鳥獣207件、乳2 ,020件、卵801件、蜂蜜188件) (2)検査総数 407 ,360件 (3)検査物質 706種 (4)抗菌性物質残留について約25万頭の動物(主に豚)を検査 2. 検査結果 (1)ホルモン様作用物質:飼養豚483頭中、1頭でナンドロロンを検出 (2)動物用医薬品 251 ,941件中、296件(0.12%)で検出。 ①抗生物質:13 ,551件中、34件で残留基準値を超過 ②クロラムフェニコール:8 ,186件中、7件(0.1%)で検出 ③メトロニダゾール:3 ,611件中、1件(0.03%)で検出 ④ラサロシド:卵209件中、1件で検出 ⑤ニカルバジン:卵264件中、1件で検出 ⑥フェニルブタゾン:4 ,681件中、子牛2件で検出 ⑦ジクロフェナック:1 ,548件中、豚1件で検出 ⑧糖質コルチコイド系物質:926件中、2件(豚1件、牛1件)で残留基準値を超過 (※②~⑦は使用禁止物質) (3)重金属及び有機塩素化合物 ①DDT:イノシシ47件中、5件で残留基準値を超過 ②β-HCH:イノシシ60件中、1件で検出 ③γ-HCH(リンダン):イノシシ60件中、1件で検出 ④PCB:牛466件中、1件で残留基準値を超過 ⑤カドミウム:1 ,749件中、7件(牛4件、豚2件、馬1件)で残留基準値を超過 ⑥マラカイトグリーン(使用禁止物質):マス4%及びコイ2%で検出 ⑦ダイオキシン:卵153件中、152件で検出。その内1件(露地飼い鶏卵)で残留基準値を超過 「年報2005」(検査結果詳細)は、以下のURLから入手可能。 http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_493680/DE/01__Lebensmittel/01__Sicherheit__Kontrollen/04__NRKP/01__berichte__nrkp/nrkp__bericht__2005.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL) |
URL | http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__InfosFuerPresse/01__PI__und__HGI/Rueckstaende/NRKP__2005.html__nnn=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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