食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01590220160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、食品における微生物的安全性に関する諮問委員会のサルモネラ連絡グループ(ACMSF)による「乳幼児用に最低限の加工処理をした食品(Minimally Processed Infant Weaning Foods)と乳児ボツリヌス症リスクに関する報告書」を発行 |
資料日付 | 2006年9月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は9月7日、食品における微生物的安全性に関する諮問委員会のサルモネラ連絡グループ(ACMSF)による「乳幼児用に最低限の加工処理をした食品(Minimally Processed Infant Weaning Foods)と乳児ボツリヌス症リスクに関する報告書」を発行した。当該報告書の概要は、以下のとおり。 1.報告書の目的 冷蔵及び冷凍の乳幼児用に最低限の加工処理をした食品(以下、冷蔵及び冷凍ベビーフード)の摂取による乳児ボツリヌス症の潜在的リスクを明確にする。 2.報告書作成の背景 従来のビン又は缶詰の加工食品や乾燥食品に代わり、冷蔵及び冷凍ベビーフードの開発及び販売が増加しており、当該製品の加工工程においてはボツリヌス菌の胞子が残留する可能性がある。 3.報告書の内容 既存の製法で調製されたベビーフード、現行の食品安全管理、従来のベビーフードと冷蔵及び冷凍ベビーフード加工方法及び管理に関する類似性、家庭における乳幼児食調製法、製造業者、監督官庁及び消費者に対するガイドライン等を検討し、従来、乳幼児が摂取していた市販及び家庭で調製される食品と比較して、冷蔵及び冷凍ベビーフードにたん白質分解性のボツリヌス菌が含まれるリスクは大きくないと結論づけた。 冷蔵及び冷凍ベビーフードには、非たん白質分解性のボツリヌス菌を殺菌する方法又は製品貯蔵中及び解凍後のボツリヌス菌の増殖を防止するための特別な管理法を推奨した。 更に、加熱処理後の再汚染防止のための管理及び加工方法を推奨した。 冷蔵及び冷凍ベビーフードにおける乳児ボツリヌス症リスクの認識については、製造者と監督官庁の間のリスク認識に差があったため、リスク認識の向上のためのいくつかの助言を実施した。 5.リスク評価結果 乳幼児用食品におけるボツリヌス菌のリスク評価を実施し、更に同領域の専門家の意見も参考にして、冷蔵及び冷凍ベビーフードは乳児ボツリヌス症の主な暴露源ではないと結論付けた。 蜂蜜の摂取が乳児ボツリヌス症と関連があるとするFSA及び英国保健省(DH)の助言を基にして、12ヶ月未満の乳児による蜂蜜の摂取及びベビーフードへの蜂蜜の添加は推奨出来ないとした。 報告書全文(PDF版60ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/infantbotulismreport.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/sep/acmsfreport |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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