食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01580170343 |
| タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、2005年1月?5月に発生した乳幼児用調製粉乳の摂取に起因する乳児におけるサルモネラ症の流行に関する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2006年9月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は、乳幼児用調製粉乳の摂取により2005年1月?5月に発生した乳児における血清型AgonaのSalmonella enterica菌株によるサルモネラ症の流行に関する報告書(全27ページ/仏語・英語の要約あり)を公表した。 2005年2月末、InVSは同年1月から2月にかけて乳児からの血清型AgonaのSalmonella enterica菌株の分離件数が増加している旨の報告をサルモネラ国立リファレンスセンターから受けた。本件について疫学調査を実施し、サルモネラ症流行の有無の確認、その規模の把握、発生源の特定及び適切な管理措置の提案を行なうことにした。2005年1月1日以降に発熱又は下痢を起こした際に血清型Agonaのサルモネラ属菌が分離された症例が、フランスに在住する乳児で特定された。3月3日からは、複数の症例の家族に対し、患者の症状、臨床所見が現れる前の7日間に摂取した食品及び飲料水、周囲の者における下痢の症例の有無並びに哺乳瓶の準備及び保管方法についての調査を行なった。この最初の調査の結果、食品が感染原因と疑われ、その可能性を検証するため、最初に感染が確認された患者23人と対照の乳児23人に対して症例対照研究を実施した。ヒト、食品及び環境から採取した血清型Agonaのサルモネラ属菌株をパルスフィールド電気泳動で比較した。 3月4日、症例対照研究から、全ての症例が商標名Picotの乳幼児用調製粉乳を摂取しており、対照群のどの乳児も当該製品を摂取していないことが明らかになった(p<0.00001)。それ以外の食品には感染との関連性が見られなかった。当該製品は直ちに回収されたため、当該製品を摂取していた症例数は急速に減ったが、一方で商標名Bledilaitの調製粉乳を摂取した症例数が増加した。Bledilaitの調製粉乳の5ロットが、Picotの調製粉乳と同じラインで製造されていた。2005年1月4日から6月3日までの症例数は計146人で、うち44人(31%)がPicot、92人(65%)がBledilaitの調製粉乳を摂取していた。血清型Agonaのサルモネラ属菌は、Picotの調製粉乳176サンプルのうち1サンプル、Picotの調製粉乳の製造及び包装ラインの環境から採取した420サンプルのうち6サンプル及び症例の家族から提供を受けたBledilaitの調製粉乳の27サンプルのうち4サンプルから分離された。これらの食品及び加工工程から採取された菌株は、症例から分離された菌株の82%が示したのと同じパルスフィールド電気泳動のパターンを示していた。 これは、フランスで初めて資料による裏づけのとれた血清型Agonaのサルモネラ属菌による感染症の流行である。今回の調査によって、調製粉乳中のサルモネラ属菌に対する自主検査ではわずかな量の不均質な汚染を検知できないことが明らかになった。また、管理措置の有効性を評価するには全ての症例を調査することが重要であることが明らかになった。 InVSが発行する週刊疫学報告(BEH)9月5日号№33に、同様のタイトルの記事(3ページ)が掲載されている。 http://www.invs.sante.fr/display/?doc=beh/2006/33/index.htm |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| 情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| URL | http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2006/s_enterica_agona/index.html |
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