食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01550550302
タイトル 米国農務省(USDA)、ジョハンズ農務長官による遺伝子組換え米に関する声明
資料日付 2006年8月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省(USDA)ジョハンズ農務長官はバイエル社から市販用の長粒米から安全性未審査の遺伝子組換え(GE:genetically engineered)米が検出されたとの報告があった旨公表した。概要は以下のとおり。
1.USDA及び米国食品安全医薬品庁(FDA)はバイエル社(Bayer CropScience)から市販用の長粒米から微量の安全性未審査GE米が検出されたとの報告を受けた。USDA及びFDAは入手した科学的データを検討の上、当該GE米によるヒトへの健康被害、食品の安全性、及び環境への懸念はないと結論づけた。
2.バイエル社は除草剤耐性GE米を3種類開発しており、安全性未審査の当該GE米LLRICE601については、1998年から2001年に野外栽培試験が実施された。流通規制が解除されているLLRICE62及びLLRICE06については、安全性を精査の上、食品として既に安全とみなされているが、市販はされていない。
3.FDAはデータに基づき当該GE米LLRICE601の食品や飼料への混入に安全性の懸念はないと判断した。農務省動植物検疫局(APHIS)も当該GE米LLRICE601のリスク評価を行い、環境に対し安全であるとしている。
4.当該GE米LLRICE601について、バイエル社は販売予定がなかったため規制解除申請は行っていないが、市場に流通してしまったことからAPHISは意見募集を含む規制解除プロセスを推進する。同時に当該GE米は規制対象であるため、APHISは放出の状況や規則違反の有無を調査し判断する。
5.当該GE米のたん白質は他の製品への使用が認められており、食品や飼料としての安全性が繰り返し精査され、米国を含む多くの国々で植え付け、輸入、繁殖が認められている。
 遺伝子組み換え米のファクトシートはこちらのURLから入手可能
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/08/0306.xml
 当該遺伝子組換え米に関するFDAの声明はこちらのURLから入手可能
http://www.cfsan.fda.gov/~lrd/biorice.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省(USDA)
情報源(報道) 米国農務省(USDA)
URL http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/08/0307.xml
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