食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01550490160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、特定危険部位(SRM)及び関連課題についての報告書(SRM報告書2006年7月分)を公表 |
資料日付 | 2006年8月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は8月15日、特定危険部位(SRM)及び関連課題についての報告書(SRM報告書2006年7月分)を公表した。概要は以下のとおり。 1.輸入品におけるSRMについて (1)2006年7月11日に北アイルランド農村地域省(DARD)当局(英国の他の地域における食肉衛生局(MHS)と同様の役割を持つ)が、アイルランド共和国から輸入した四分体にSRMである脊髄が発見されたと報告した。 (2)当該違反は、北アイルランドの認可された食肉加工場のVanstar Meats 社において、輸入された四分体204体の中から発見された。 (3)当該脊髄は、食肉加工場へ出荷する前にアイルランド共和国のキルケニーにあるB&F Meats社のと畜場にて除去されるべきものである。 (4)残りの203体全てを検査し、SRMが含まれていないことを確認した。当該四分体は、没収と決定された。 2.国産品におけるSRMについて (1)FSAは7月17日、HalifaxのAlba Proteins 社において、24~30ヶ月齢の牛にSRMである脊柱が発見されたとの報告を受けた。 (2)当該牛は、認可された食肉加工場Northern Countries Meat Group社から供給されたものである。 (3)調査の結果、Northern Countries Meat Group社は2006年5月以降、脊柱をカテゴリーIの動物副生成物として法律で規定されている隔離、染色及び廃棄処分をせずに、低リスクのカテゴリーⅢの動物副生成物として出荷していたことが判明した。 (4)これらの製品がフードチェーンに入ったかどうかの証拠は見いだせなかったが、仮に入ったとしても、公衆衛生リスクは無視出来るとしている。 (5)今回のSRM違反をうけて、FSAは全ての食肉加工場、地方当局に24~30ヶ月齢の牛からのSRMである脊柱の取扱及び廃棄に関する遵守項目について通達を出した。 MHSは全ての食肉加工場における法律遵守状況についての調査を継続中である。 3.30ヶ月齢以上(OTM)のBSE試験管理における違反 (1) DARD当局は、北アイルランドのABP Newry社における食肉工場におけるBSE管理違反をFSAへ報告した。 (2)違反は、7月26日にBSE検査されたOTM牛の脳の信頼性に関するものである。 (3)英国においては、従来の30ヶ月齢以上の牛の販売の禁止が、昨年より全てのOTM牛はフードチェーンに入る前に、BSE検査を受け陰性の結果を受けなければいけないことに変更された。 (4)違反は、DARDの依頼で検査を実施した研究所で発見された。2つのサンプルに疑義が生じ当該研究所がDARDに通報し2頭のOTMのと体は出荷停止された。 (5)その後のDNA試験で、疑義のあった脳のサンプルと出荷停止されたと体は一致しなかった。 (6)DARDは直ちにOTM牛の加工許可を一時停止した。DARD検査官による詳細な調査は継続中である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/aug/srmupdate0708 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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