食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01540550330 |
タイトル | 英国健康保護局 (HPA)、食品由来の疾病報告(第27~31週/2006年)を公表 |
資料日付 | 2006年8月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は8月10日、感染症情報CDRウィークリー(Communicable Disease Report Weekly (CDR Weekly))16巻32号を公表した。概要は以下のとおり。 1.2006年第27~31週における複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食品由来疾病 (1)バーミンガム及びソリハルのレストランで、食中毒で6名が発症し、6名からS.Enteritidis (PT6A)が検出された。食中毒の原因はカバブとされている。 (2)グレーター・マンチェスター州のレストランで、S.Enteritidis(PT14B)による食中毒で12名が発症、食中毒の原因はレストランで提供された種々の食品とされている。 (3)東北及び中央北ロンドンのレストランで、食中毒で2名が発症し、2名からS.Enteritidis (PT21)が検出された。食中毒の原因は未調理の鶏肉と卵の混合物とされている。 (4)ハンプシャー州及びワイト島(発生場所も特定されず)で、S.Typhimurium(DT1)による食中毒で6名が発症、食中毒の原因は不明とされている。 (5)ノーサンバーランド州及タインアンドウェア州の小売業者で、食中毒で2名が発症し、2名からS.Typhimurium(U288)が検出された。食中毒の原因は不明とされている。 (6)ハンバーの喫茶店で、食中毒で5名が発症し、1名から黄色ブドウ球菌が検出された。食中毒の原因は調理済みのトリ肉及びサラダとされている。 2.6月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウエールズ地区のサルモネラ症は638件で、その血清型は、S.Enteritidis(PT4)が178件、S.Enteritidis(other PTs)が306件、S.Typhimuriumが110件、S.Virchowが22件、その他258件であった。 3.イングランド及びウエールズにおける2006年第27~31週における一般腸内細菌感染症 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が一番多く3 ,527件、次にサルモネラ属菌によるものが1 ,128件、ロタウイルスによるものが133件であった。 2006年第1~31週累計では、カンピロバクターが22 ,772件で2005年同期の26 ,600件に比べ減少している。また、ロタウイルスについては、2006年第1~31週累計が12 ,266件で2005年同期の12 ,688件に比べ減少している。サルモネラ属菌についても2006年第1~31週累計で4 ,937件と2005年同期の5 ,153件に比べ減少しているが、ノロウイルスは2006年第1~31週累計で3 ,083件と2005年同期の2 ,255件に比べかなり増加している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/enteric.htm#gen_gastro |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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