食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01540430475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、そば粉に含まれるアルカロイドの意見書の更新に関する科学技術報告書を公表
資料日付 2019年5月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は5月14日、そば粉に含まれるアルカロイドの意見書の更新に関する科学技術報告書を公表した。
 ANSESは、そば粉に含まれる有害物質としてのアルカロイド(アトロピンとスコポラミン)、及びDGCCRF(フランス競争・消費・不正抑止総局)が提案する暫定管理閾値の妥当性に関する2009年のANSESの意見書の更新について諮問を受けた。
 ANSESは2009年、そば粉に含まれるアルカロイド(アトロピンとスコポラミンの総量)の介入閾値を100μg/kgとする意見書を公表した。また、この意見書で、用量設定の技術精度は定量的な汚染の確認のためにDGCCRFが提案した暫定的管理閾値20μg/kgの設定に十分であると考えた。
 DGCCRFからの今回の諮問で、トロパンアルカロイド(アトロピン及びスコポラミン)に高濃度に汚染されたそば粉の摂取による食中毒がフランスで定期的に確認されていると言及されている。また、欧州安全食品機関(EFSA)は2013年、トロパンアルカロイドに関する意見書を公表し、ヒヨスチアミン(アトロピン)とスコポラミンの総量の急性参照用量(ARfD)を0.016μg/kgと設定した。
 DGCCRFは、そば粉の介入閾値100μg/kgはEFSAの設定したARfDを超えない摂取者のばく露に対して十分な安全性を確保できないと考える。
ANSESは、アトロピンとスコポラミンの急性毒性に関する入手可能な新たな情報及びソバ及びその加工食品の摂取に関する入手可能なデータを考慮し、そば粉中に存在するこれらの物質の総量の介入閾値100μg/kgを必要に応じ再検討するように依頼された。
 結論は以下のとおり。
 ANSESは、2013年のEFSAの評価は2009年のANSESの意見書が公表された時点で入手不可能であった新たなエビデンスを分析したことを確認した。
 本意見書で、ばく露量の算出に関する2種のアプローチに従うと、検討された年齢による各集団によってARfD0.016μg/kg体重/日を超えないそば粉1kgあたりのアトロピンとスコポラミンの総含量は各々13.2μg、16μgと算出された。
 ANSESはソバを含む食品が多様であること、また様々なメーカーの食品に含まれるそば粉の割合が異なることに注目した。例えば大型スーパーマーケットで販売されているそば粉クレープの大部分には、そば粉濃度は約40~50%と表示されている。そのため、大型スーパーマーケットで販売されているそば粉のクレープに実際に含まれるそば粉の濃度は明確に確認できなかった。これにより実際のばく露のシナリオを基にした算出方法では不正確になる可能性がある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) -
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/ERCA2019SA0022.pdf

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