食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01530550164 |
| タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、「乳酸菌シロタ株の免疫システムに対する影響」と題する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2006年8月2日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は7月28日、「乳酸菌シロタ株の免疫システムに対する影響」と題する報告書を公表し、この中で乳酸菌シロタ株の摂取により、自己免疫疾患を引き起こす可能性が示唆される旨を発表した。 1.研究実施の背景 乳酸菌は免疫調節効果があるとされている。多くの種類の乳酸菌において、ヘルパーT細胞のTh1による免疫応答(刺激・抑制)が報告されている。乳酸菌シロタ株を含む実験では、本質的な免疫応答の増強及びTh1による免疫反応性のプロモーション作用が主に観察されている。 LcSの経口投与によるTh1及びTh2の調節機能への効果の確認及び精査のため実験を実施した。 2.実験について (1)使用したプロバオテイクス Lカゼイ・シロタ菌(LcS)を市販の飲料より抽出培養。 (2)実験結果 ①Wistarラットの腸間膜リンパ節におけるマイトジェン導入細胞増殖及びcytokine release assayにおいてなんらLcSの調節効果は、認められなかった。 ②アレルギーモデルにおいては、LcSは肺の炎症性応答を抑えるが、血清中の特定IgEのような全身性反応を促進させた。 ③LcSは、BALB/cマウスの局所腸間膜リンパ節(LLNA)においてTh2による免疫応答には影響はなかったが、Th1による免疫応答を抑制した。 ④LcSは、Lewisラットにおける実験的な自己免疫脳脊髄炎(EAE)を悪化させた。 (3)機能性試験結果の確認のため、LcS投与による遺伝子発現プロフィールを検知したが、特に有意性は認められなかった。 3.結論 (1)LcSの経口投与は免疫調節を引き起こすことを認めた。 (2)使用するモデルによるが、Th1及びTh2の応答に対する様々な効果は、LcS投与により免疫関連疾患に対する有益な効果及び有害な効果を引き起こすことを示している。 (3)Th1の刺激は、EAEのモデルで示されたように、ある種の自己免疫疾患の発生による有害な結果を引き起こす可能性がある。 (4)また、呼吸器のアレルギーモデルではLcSは全身性免疫応答の一般的な刺激剤として働き、アレルギー疾患及び自己免疫疾患を増加させる可能性がある。 当該調査報告書は、以下のURLから入手可能。 http://nl.sitestat.com/rivm/rivm-nl/s?340320004&ns_type=pdf&ns_url=[http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/340320004.pdf] |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オランダ |
| 情報源(公的機関) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| 情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
| URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/340320004.html |
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