食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01530520111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、イミダゾリノン系除草剤耐性CLEARFIELD小麦イベントBW255-2及びBW238-3の安全性に関する決定書を公表
資料日付 2006年8月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は8月1日、イミダゾリノン(Imidazolinone)系除草剤耐性CLEARFIELD小麦イベントBW255-2及びBW238-3とそれらに由来する新開発飼料に特別な環境リスクがなく、既存品種の小麦と異なった家畜用飼料の安全性に関する懸念はないとする決定書(5ページ)を公表した。
イミダゾリノンは、アミノ酸(イソロイシン、ロイシン、バリン)の生合成に関与するアセトヒドロキシ酸合成酵素(AHAS)を阻害することによりたん白質を減少させ、枯死させる。
 BW255-2及びBW238-3は、種子にアジ化ナトリウムを用いて化学的突然変異を誘発することにより作出されたものである。アセトヒドロキシ酸合成酵素(AHAS)の単一点突然変異によって単一アミノ酸置換体を生じ、イミダゾリノン除草剤に耐性となったものである。
 BW255-2及びBW238-3の環境放出及び家畜用飼料としての使用が2006年6月22日付けで認可された。BW255-2及びBW238-3に由来する小麦の系統も環境放出や家畜用飼料としての使用が以下3つの条件付きで認可された。(1)種間交配を行わないこと。(2)類似した用途であること。(3)新しい形質が他になく、環境に対する潜在的な影響や家畜用飼料としての安全性においても現在栽培されている品種と実質的に同等であることが判明していること等である。BW255-2及びBW238-3も非改良相応品種と同様に植物検疫に関する輸入要件の対象になる。
 同決定書の骨子は次のとおり。
1.本突然変異品種の識別情報
2.背景
3.新しい形質の説明と評価
4.環境影響評価の判定基準
5.家畜用飼料としての栄養評価の判定基準
6.当該品種のリスク評価に関連した新情報の提供義務
7.規制に関する決定
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/bio/dd/dd0660e.shtml
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