食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01530340328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスの欧州の状況及び英国へのウイルス侵入に関するリスク評価を公表
資料日付 2006年7月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は7月6日、高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルス(HPAI H5N1)の欧州の状況及び英国へのウイルス侵入に関するリスク評価(PDF版26ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1.欧州における状況
 2006年2月~4月に欧州連合加盟国の13ヶ国において、HPAI H5N1が主に死亡した野生の水鳥から検出されている。ウイルスの侵入経路については、どの経路が重要な役割を果たしているかは、まだ不明な点が多い。しかしながら、渡り鳥がウイルスの侵入にある役割を果たしたことは、明らかになっている。世界におけるウイルスの拡散度合い、ウイルスの疫学及び生態学等、不明な点は多い。
2.今回のリスク評価について
 前回(DEFRAが2005年及び2006年に実施)のリスク評価及び最近の状況及び経験をもとにして、個々の侵入経路から英国へのウイルス侵入の可能性について定性リスク評価を実施した。
3.リスク評価
(1)正規の貿易について
 正規の貿易は、HPAI H5N1の侵入経路とはなり得ない。しかし潜伏期間中のウイルスを保持する生きた家きん及び猟鳥の輸入の可能性は完全に除外出来ないため、新たにHPAI H5N1が発生した地域からの生きた家きん及び猟鳥の輸入貨物の検疫及びサーベイランスは必要であろう。
(2)野鳥の渡りについて
 英国への野鳥の渡りによるHPAI H5N1の侵入の可能性は、冬の期間(8月~11月)に増加すると予想されるが、その程度の予想は困難である。欧州各国のどこで、どの野鳥でHPAI H5N1が確認されるか、地域定住の野鳥にウイルスが定着しているかどうか等が不明である。今後も各国で協力して、状況の監視及びサーベイランスの継続によりリスクをより良く理解するように努めることが重要である。
 欧州連合加盟国において、HPAI H5N1が野鳥に確認された地域において、最適な、実用的疫学調査及び研究を実施し、家きんに対するリスクを確認することが必要である。これにより潜在的なリスク要因の理解を深め、バイオセキュリティーの手段については、はっきりとした有効性を支持することになるだろう。また、国際貿易の観点から、商業的家きんの貿易に関して、動物及びヒトの健康を維持しながら、考えられるリスクに釣り合いのとれた安全措置を担保することが重要である。
(3)密輸入について
 生きた鳥類及び製品の密輸入によりHPAI H5N1が英国に入るという問題については、解決出来ない可能性がある。そうは言うものの、潜在的なリスク低減には、密輸入に対する管理措置の実施・維持が重要である。
(4)機械的な移動
 感染地域からのヒトの移動による感染源の移動可能性は、確率が低いものの存在する。潜在的なリスク低減には、それらの人々に対しバイオセキュリティー措置についての適切な助言を与えることが重要である。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/monitoring/pdf/hpai-h5n1-developments060706.pdf

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