食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01520520188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、ブラックコホシュを主成分とする製品の摂取に起因するリスクに注意喚起
資料日付 2006年7月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ブラックコホシュ(Cimicifuga racemosa)(訳注:キンポウゲ科の植物)を主成分とする製品の摂取に起因するリスクに注意を喚起する。
 2006年7月18日、欧州医薬品審査庁(EMEA)はブラックコホシュ(Actaea racemosa又はCimicifuga racemosa)の摂取に関連した42例の肝機能障害に関する情報を提供した。これらのデータは、欧州の保健当局から収集したものか、又は科学文献に報告されたものである。大半の症例については、その原因がブラックコホシュであることを証明できなかったが、4人の患者については、ブラックコホシュが原因であることを排除できなかった。
 フランスではフランス健康関連製品衛生安全庁(AFSSAPS)が、ブラックコホシュを含有する製品(1製品はサプリメント)を摂取した2例の肝臓毒性が報告されたことを明らかにした。患者の1人は肝機能に変調を与えるものとして知られる別の医薬品による治療を受けていたが、AFSSAは、特にインターネットで販売されているブラックコホシュ含有製品の摂取に起因するリスクについて注意喚起する。
 ブラックコホシュは、主に更年期障害による症状を治療するために使用されるが、いくつかのEU加盟国ではほかの適応症(リウマチ性の痛み、咳、胃痙攣、月経困難等)においても摂取されている。
 欧州で商品化されているブラックコホシュの抽出物含有製品の数及び形態については、今のところ不明である。AFSSAは保健当局に調査を要請する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=36532&Pge=0&CCH=060731000100:26:4&cwSID=6EDD3F32892B4A3FBCA471AEF6A7CC3D&AID=0
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