食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01520010314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「魚中の高濃度の有機フッ素系界面活性剤は健康に有害である」を公表
資料日付 2006年7月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「魚中の高濃度の有機フッ素系界面活性剤は健康に有害である」(4ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 ノルトライン・ヴェストファーレン州の養殖マスから高濃度の有機フッ素系界面活性剤、特にパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)が検出された。ある養殖池の魚の肉からは、PFOSが最大1.18μg/g検出された。
 有機フッ素系界面活性剤は、日用品の加工、フッ素ポリマーの製造、紙の加工において、また消火剤や洗浄剤などに使用される非常に安定した化合物である。これらの物質の中で重要なものとして、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とパーフルオロオクタン酸(PFOA)があるが、この両物質が魚から検出された。
 PFOSは製造業の多くの分野で使用されるため、環境中に広く存在する。BfRには、国内機関からも国際機関からも最終的なリスク評価は提出されていない。そのため、PFOSの(拘束力を持つ)耐容一日摂取量(TDI)を設定することはできなかったが、BfRは、消費者の健康の確保のために、PFOSの暫定的な耐容一日摂取量(TDI)を0.1μg/kg体重とするよう提案する。
 この値を適用すると、体重が60kgの人ではPFOSの一日あたりの耐容摂取量は6μgとなる。毎日300gの魚を摂取すると仮定すると、魚のPFOS濃度は0.02μg/g以下でなければならない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/hohe_gehalte_an_perfluorierten_organischen_tensiden_in_fischen_sind_gesundheitlich_nicht_unbedenklich.pdf
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