食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01500420295 |
タイトル | FAO、「コーデックス委員会は複数の新規規格を採択」を公表 |
資料日付 | 2006年7月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは7月11日、「コーデックス委員会は、複数の新規格を採択」を公表し、消費者保護における一層の改善の必要性を述べた。概要は以下のとおり。 ①7月7日に最終セッションが終了したコーデックス委員会は、主要な汚染物質及び食品添加物の残留基準値(the maximum allowable level)に関する新しい規格を採択した。 今回採択された新規格では、ある種の食品に含まれる鉛やカドミウム等の汚染物質の残留基準値を設定している。加えて、新しく採択された実践規範(code of practice)では、食品に含まれるダイオキシンやアフラトキシンをどのように予防し低減するのかについての指針を各国政府に提示している。 今回採択された規格の主要なテーマは、消費者の健康を守ることであった。鉛は、貧血、肝臓障害及び神経障害などの障害を広範囲に引き起こし、食品が主な暴露経路である。カドミウムは、長期に及ぶ暴露で腎臓障害を引き起こす。アフラトキシンは肝臓がんの原因となり、ダイオキシン及びダイオキシン様ポリ塩化ビフェニール類(PCB)は発がん物質でもあり毒性物質でもある。 今回、魚に含まれる鉛、米や海産の二枚貝・頭足類に含まれるカドミウムの最大上限値(maximum limit)が設定された。ブラジルナッツのアフラトキシン汚染や食品・飼料に含まれるダイオキシンやダイオキシン様PCBを低減することを目的とする実践規範は、各国がこれらの物質への消費者の暴露を防ぐ各種対策を執る手助けとなる。 ②抗菌剤耐性に関するタスクフォース コーデックス委員会は、動物由来の食品における抗菌剤耐性の問題を扱うタスクフォースを設立した。このタスクフォースは、魚の養殖を含む動物の生産における抗菌剤の使用に伴う食品安全上のリスクを低減するためのリスク評価政策や対策を制定する権限を有している。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | FAO |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000361/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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