食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01500240329 |
| タイトル | 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC)、第92回定例会議の最終議事録を公表 |
| 資料日付 | 2006年7月11日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC)は7月11日、第92回定例会議最終議事録(7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.最近の課題について ①Hiltonらの論文「虫垂の3サンプルのうち、遺伝子型がバリンホモ接合体の2サンプルにおいて、異常プリオンたん白質(PrP(Sc))が陽性である」によると、3番目のサンプルは、遺伝子型が特定できなかったとしている。特定できた2サンプルが、遺伝子型がバリンホモ接合体という研究成果は、英国における変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の罹患率について示唆を与えている。 このデータはSEACの第84回定例会議で、検討済みである。 ②Andreolettiらの論文「ARRホモ接合体のめん羊の脾臓から、BSEを経口投与して10ヶ月後にPrP(Sc)を検出」に対し、英国獣医学研究所(VLA)のDanny博士は「1週間以内に非常に多量のBSEが投与されている」と言及している。 ③英国保健省(DH) はSEACが推奨していた、英国におけるvCJDの罹患率の改善のために「解剖死体の組織検査」を如何に進めるかを検討する専門家を招集するよう英国健康保護局(HPA)へ要請し、HPAでは調整を既に開始しSEACは委託される権限やメンバーについて意見を求められている。 ④英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)と英国食品基準庁(FSA)は、SEACのめん羊サブグループの推奨していた非定型スクレイピーの研究に対する研究計画をまとめた。 研究に使用する材料が限定されているため、DEFRA、FSA及び英国獣医学研究所(VLA)は、研究の優先順位をつけるためのグループを招集する。 ⑤フランスで2例、キプロス島で1例、異常なTSE事例が通常のサーベイランスで報告された。その後の迅速検査でBSEの存在は除外されたが、更に調査は継続中で、結果がでる予定は現時点では予想できないとしている。 ⑥2004年にTSEが発生した英国におけるめん羊のバイオアッセイでの生化学的試験で、予備的結果において通常とは異なった結果がでた。 ウエスタンブロット法の検査結果は、めん羊における実験的BSE感染のものと一致したが、Ring trial test結果では一致しない。接種材料の1つからtg338トランスジェニックマウスに100日の潜伏期間で疾患症状が見られ、これはBSEの場合と一致しない。脳検査は継続中である。 ⑦SEACの委員長がFSAの会議に、SEACの副委員長がウェールズ、スコットランド及び北アイルランドの会議に出席し、めん羊サブグループの非定型スクレイピーに関する見解を紹介し、今後の追加措置等についての議論を行った。FSA理事会は、6月の理事会で検討する予定。 ⑧SEACの委員長は、政府のBSEに関する緊急時対応政策を検討する4月6日のFSA理事会に出席した。 ⑨ヒト型マウス(humanized mice)におけるBSE及びvCJDの感染性についての研究を出版した。その議事録は、SEACのホームページに掲載した。 ⑩ドレイトン農場からの家畜及び農作物の利用についてのSEACの提案に関し、DEFRAは同意した。但し、当該施設で飼育した健康な牛からの廃棄物及び頭蓋内に予防接種した動物のみに限定するとしている。 ⑪CJD感染パネルは、牛の原料を含む医療用移植組織からの潜在的リスク評価についての助言を受けた。 ⑫W.Stewart氏は、DHにより招集されたvCJD患者諮問グループ長になることに同意した。 このグループは、vCJDの疑いのある患者に対する診察や介護に関する助言を行う。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC) |
| 情報源(報道) | 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC) |
| URL | http://www.seac.gov.uk/minutes/final92.pdf |
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