食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01490360306
タイトル スペイン農業水産食糧省(MAPA)、同国北部で野鳥の鳥インフルエンザ(AI)H5N1亜型感染が確認された旨を公表
資料日付 2006年7月10日
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概要(記事)  スペイン農業水産食糧省(MAPA)は、同国北部で野鳥の鳥インフルエンザ(AI)H5N1亜型感染が確認された旨を公表した。概要は以下のとおり。
 スペインのAIリファレンス研究所は7月7日、パイス・バスコ州アラバ県Salburuaの湿地で死亡していた野生の水鳥(カンムリカイツブリ)のAI高病原性H5N1亜型感染を確認した。発見地の周囲は、保護区域(半径3km)及び監視区域(半径10km)に指定された。当該区域内には、商業用家きん飼育場はない。なお、これは鳥の疾患であり、家きん由来食品の摂取によりヒトに伝播するものではない。
 検出されたウイルス株は、欧州北部及び中部で検出されたものと同様の特徴を有する。発生源に関する更なる調査のため、ウイルスの遺伝子サンプルを英国にあるEUリファレンス研究所に送付する。
 パイス・バスコ州政府によると7月10日現在、当該地域で新たに死亡している鳥は発見されていない。7月12日に、全州政府の家畜衛生担当官及び各分野の専門家の出席の下、警報システム委員会が開催される。
(7月7日~10日付プレスリリースのURL)
http://www.mapa.es/es/ganaderia/pags/influenza_aviar/noticias/influenzanot.asp?codi=4511_AH070706
http://www.mapa.es/es/ganaderia/pags/influenza_aviar/noticias/influenzanot.asp?codi=4512_AH070706
http://www.mapa.es/gabinete/nota.asp?codi=4514_AH100706
http://www.mapa.es/gabinete/nota.asp?codi=4519_AH100706&p=1
 これを受けスペイン農業水産食糧省(MAPA)は、AIに関するFAQ(31項目/8ページ)を公表した。食品に関するQ&Aは以下のとおり。
Q9.家きん肉あるいは卵を摂取することでAIに罹患するのか?
A9.これまで、フードチェーンを介しヒトがAIウイルスに感染した疫学的証拠はない。ヒトの感染症例は、感染した鳥との直接的な接触によるものであり、家きん肉あるいは卵の摂取によるものではない。それゆえ、食習慣を変更する理由はない。さらに、スペインで消費される家きん及び卵は、厳格な品質検査を受けている。
Q10.ではなぜWHOは、食品を十分に加熱調理するよう助言しているのか?
A10.なぜならWHOは、全ての国に対して助言しているからである。スペインを含むEU諸国などで実施されている最高レベルの獣医・衛生管理規定が、全ての国で制定されているわけではない。
http://www.mapa.es/gabinete/nota.asp?codi=4513_AH070706&p=1
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン農業水産食糧省(MAPA)
情報源(報道) スペイン農業水産食糧省(MAPA)
URL -
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