食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01490010164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、食品由来の臭素系難燃剤に対するリスク評価を実施
資料日付 2006年7月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は7月5日、食品由来の臭素系難燃剤に対して実施したリスク評価の結果を公表した。概要は以下のとおり。
1.リスク評価実施の背景
 現時点では、ヒトの健康リスクへの影響の懸念はない。但し、今後食品中の臭素化合物の含有量が増加した場合、この評価が変わる可能性があるため、オランダの食品における臭素系難燃剤の監視が必要である。
 また、臭素系難燃剤は生体内蓄積性を有する。 
2.評価内容
 3種類の主な臭素系難燃剤(Brominated flame retardants:BFRs)として、ヘキサブロモシクロドデカン(HBCDD)、テトラブロモビスフェノールA(TBBP-A)及びポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)によるヒトへの暴露リスクについて評価を実施した。
3.環境及びヒトにおけるBFRsの傾向
 北米よりも低いレベルではあるが、欧州においてもBFRsによる環境への汚染は拡大している。環境対策の影響で、スウェーデンの母乳における調査では、2000年以降PBDE暴露は減少傾向を示している。一方、オランダでは1998年から2003年にかけて減少傾向は見られていない。
4.食品中のBFRs
 2001年~2002年に実施した調査では、HBCDD及びTBBP-Aのオランダ人の食品による平均暴露量は各々2.9ng/kg体重及び0.04ng/kg体重である。
 2003年~2004年に実施した調査では、PBDEsのオランダ人の食品による長期平均暴露量は各々1.7ng/kg体重/日であった。(95パーセンタイルでの長期平均暴露量:3.0ng/kg体重/日)
 ヨーロッパの家のハウスダストにおけるPBDEsの分析から、ハウスダストの吸入による暴露、特に胃腸部位より吸収されたPBDEsの割合を明確にすることが必要である。
5.リスク評価
 PBDE-99に関しては、最大許容摂取量を0.26ng/kg体重/日と算出した。この結果は、99パーセンタイルのオランダ人の食品からのPBDE暴露量(0.24ng/kg体重/日)とほぼ同等である。
 この結果は、当該難燃剤の暴露により、ヒトの健康に何らかの懸念があることを示唆している。
6.提言
 オランダにおける調査情報が少なく、環境及びヒトにおけるBFRsの傾向がつかみにくいため、今後5年間にわたり、食品中のPBDEs、HBCCD及びTBBP-Aについて、オランダの食品及び母乳で調査することを提言する。
 リスク評価に関しては、既に実施されているPBDE-99のみならず、他のPBDE及びHBCDD等においても実施すべきである。
 当該評価結果は、以下のURLから入手可能。
http://nl.sitestat.com/rivm/rivm-nl/s?320100002&ns_type=pdf&ns_url=[http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/320100002.pdf]
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/320100002.html

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