食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01470550160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、6月の理事会の会議結果を公表
資料日付 2006年6月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は6月20日、6月15日に実施した理事会の会議結果を公表した。概要は以下のとおり。
1.Hutton長官の報告
(1)栄養に関する科学委員会(SACN)による「若い女性の葉酸摂取状況の改善に関する報告書」の公表が遅れる旨を報告。
(2)その他の関係団体等との会議の結果報告
2.Harwood事務局長の報告
(1)鳥インフルエンザ(AI)の現状報告
 4月末にかけて3ヶ所で発生した低病原性AIが終息し、その後新たなAIは発生していないこと、及びWHOの現在のAIに関する見解について報告。
(2)北アイルランドで発見された3cmの牛の脊髄の混入、SRM(特定危険部位)違反について報告。
(3)鶏卵のサルモネラ属菌汚染
 もし、食の安全リスクについての解釈に大幅な変更があるのであれば、現行の予防措置を再検討することが承認された。
(4) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)からFSAへの「ワインの基準」に関する業務移管について報告。
3.理事会に提出された文書:
(1)「小反すう動物における非定型スクレイピー:現行の予防的リスク管理措置についての検討」
 本文書を検討し、理事会は以下のとおり合意した。
①現行の予防的リスク管理措置の検討を継続し、リスクの認識に大きな変更があった場合、理事会で検討する。
②非定型スクレイピーのその後の進展を常に監視し、緊急時対応に関する方針を最新の状態に練り上げておく。
③「高齢のめん羊及び山羊からの肉、並びにめん羊の腸から製造したケーシングの識別」について、消費者の選択が可能となるよう、FSAは欧州委員会と議論を開始する。
(2)BSE及びめん羊における緊急時対応に関する指針
 本文書を検討し、理事会は以下のとおり合意した。
①段階的な緊急時対応計画が必要である。
②最終の計画をまとめるために、多くの作業が必要である。
③明確化されていない重要な課題が多く残されている。例えば、めん羊におけるBSEがいつ確定されるか、どの時点で緊急対応計画を発動するか、疫学上の特性、等
④上記の疑問を、FSAのTSE部門及び海綿状脳症諮問委員会(SEAC)へ付託すること。
(3)その他
 健康的な食事、子供に対する食品の広告宣伝についての意見募集についてのFSAの見解等が、議論された。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/jun/boardupdate
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