食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01470320334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、2005年度のサーベイランス報告書「低温殺菌牛乳から製造したチーズの細菌学的安全性」を公表 |
資料日付 | 2006年6月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は6月26日、2005年5~8月に実施したサーベイランス報告書「低温殺菌牛乳から製造したチーズの細菌学的安全性」(36ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.背景 本サーベイランスは、2005年の食品管理に関する欧州調整計画(EU Coordinate Programme)の一環として実施した。 2.調査対象 低温殺菌牛乳から製造したチーズ(フレッシュタイプ、熟成タイプ、セミハードタイプ) 3.調査した微生物 サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、リステリア及び大腸菌 4.サンプル入手法 2005年5~8月に、チーズ製造施設及び販売施設から収集した。 5.結果 (1) チーズ製造施設から収集したサンプル(1種類の商品毎に5バッチのサンプルを収集) 本調査に当たりEUにより提案された基準に基づいて、検査を実施した。全てのバッチサンプル(n=54)は、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、リステリアに関しては満足出来る結果となった。 一方、大腸菌に関しては96.3%(52/54)が満足な結果を示したが3.7%(2/54)は、不満足となった。この2サンプルは同じ施設の異なったバッチのサンプルであるため、加工工場の製造、加工工程の改善が実施される。 (2) 販売施設から収集したサンプル(全ての商品毎に1バッチのサンプルを収集) サルモネラ属菌に関しては満足出来る結果であった(n=890)。 黄色ブドウ球菌に関しては、3サンプル(0.34%、3/884)が不満足であった。 リステリアに関しては、1サンプル(0.11%、1/884)が不満足であった。 大腸菌に関しては、3サンプル(0.34%、3/884)が不満足であった。 複数の菌で、不満足となったサンプルはなかった。 リステリアで不満足な結果を出した製品は、リコールの対照となった。 (3)特別な問題点 調査の結果、冷蔵条件下で保存されていたサンプルの26%(129/496)の温度が5℃以上であったことが確認された。(冷蔵食品は、5℃以下の保管が義務付けられている。) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | アイルランド食品安全庁 |
URL | http://www.fsai.ie/surveillance/food_safety/microbiological/cheeses_bacteriological_05.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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