食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01460490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、背根神経節を含む牛脊椎によるヒトのBSEリスク定量評価に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2006年6月15日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、残存BSEリスク定量評価の観点から、「背根神経節を含む牛脊椎によるヒトのBSEリスクに関する意見書」(2002年5月16日採択)の再検討を行うよう、欧州委員会から要請を受けた。今回、動物副産物・獣脂・ゼラチンに関する再検討を行ったが、骨付き肉やリン酸カルシウムによるリスク、脊椎に関する月齢変更の影響などは再検討の対象外である。
 獣脂やゼラチンの原料に脊椎が混入した場合、ヒトの暴露水準は3~10倍増加する。しかし、推計の結果、これらの製品の残存BSEリスク水準は低く、脊椎の混入によってリスク要因は増大するが、同様にvCJDが増加する可能性はほとんどない。それゆえ、獣脂やゼラチンの場合、月齢基準を設けて原料から脊椎を排除する論理的根拠はないように思える。また、骨付き肉や牛由来リン酸カルシウムによるヒトへのリスクは、適切な消費データが入手できれば、定量リスク評価を用いて推計可能である。
 今後は、これまでのように副産物個々の暴露評価ではなく、総合的暴露評価を行う必要がある。また、最新の研究結果を反映させるべく、方法論や用語の改定なども適宜行っていくことなどを推奨した。
 なお、本文(全14ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.eu.int/science/biohaz/biohaz_opinions/1540/biohaz_op_ej359_qra_vertebral_column_en1.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.eu.int/science/biohaz/biohaz_opinions/1540_en.html
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