食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01450050208
タイトル 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)、アスパルテームに関するファクトシートを公表
資料日付 2006年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は、欧州食品安全機関(EFSA)が今年5月に行ったアスパルテームについて40mg/kg体重/日の現行の一日摂取許容量(ADI)を変更する理由はないとした評価を受けて、5項目から成るファクトシートを発表した。概要は以下の通り。
1.アスパルテームとは何か。
 食品の中で砂糖の代わりに使用される甘味料で、卓上用甘味料、炭酸入りソフトドリンク、ヨーグルト及び砂糖菓子に含まれる。食品添加物コードは[951]。
2.FSANZが食品添加物の安全性評価を行う理由は何か。
 FSANZは、食品添加物が豪州及びニュージーランドで販売される前に一般の国民、特に子供、高齢者、及び免疫システムの弱い人々に対し公衆衛生上あるいは安全性について問題をもたらすものではないかどうかを確認するために評価を行う。
3.アスパルテームは安全かどうか。
 FSANZは、アスパルテームの安全性を評価し、幾つかの食品への使用を認可した。2003年9月に、平均的及び大量消費者の摂取レベルについて詳細な調査を実施したところ、平均的消費者はADIの6%、他方、大量消費者の場合には、ADIの15%という結果が表れた。そこで、FSANZとしては、豪州では健康上悪影響が生じるレベル以下であるとの結論に達した。
4.欧州における調査の意義は何か。
 ADIを変更しないとしたEFSAの決定は、アスパルテームが認可された方法で使用されればヒトの摂取に安全であるとのFSANZの結論を立証するものである。
5.FSANZは何らかの規制措置を取るか。
 科学的な証拠が、現行のアスパルテームの使用を支持していると確信しており、規制措置は取らない。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) FSANZ
URL http://www.foodstandards.gov.au/mediareleasespublications/factsheets/factsheets2006/aspartamejune2006.cfm
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