食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01430200294
タイトル WHO、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-14を公表
資料日付 2006年5月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは5月23日、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-14を公表し、インドネシア北スマトラの家族内クラスターで発生したH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスの感染、並びにこのクラスターから採取したウイルスについての詳細を公表している。概要は以下のとおり。
1.インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したヒトの症例をさらに1件確認した。この症例は32歳の男性で、5月15日に発症し、22日に死亡している。
 この症例は、北スマトラのKaro地方のKubu Sembelangの大家族において発生した。この男性は大家族の中で、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染した7番目の感染者であり、6番目の死亡者となる。この家族には、最初に発症したもう1人の感染者が存在し、5月4日に呼吸器系疾患が原因により死亡している。この患者からは検体は採取されておらず、死因を特定することはできなかった。しかしながら、この女性の臨床症状はH5N1亜型の感染と一致しており、疫学者はこの女性がこの家族内クラスターの最初の症例であるとした。
 今回新しく確認された症例は、この最初の症例の弟である。検体は5月21日に採取された。同日、ジャカルタに輸送し、その後の検査の結果によりこの男性の感染が確認された。この男性の息子10歳もH5N1亜型感染により5月13日に死亡している。この男性は死亡した息子の看護に深く関わっており、この接触が感染源かもしれないと考えられている。
 現在、調査は継続されているが、初期的知見によると、最初の症例の女性が頻繁に咳をしていた4月29日に、感染の確認された3人と一緒に小さな部屋で過ごしていたことが判明している。この3人は、この女性の息子2人と25歳の弟である。この弟は、感染したこの家族の中で唯一生存している人物である。その他の感染者は近隣に住んでいた。
 このクラスターで感染の確認を受けたすべての症例は、病気の重篤な段階で患者との濃密かつ長期間の接触が関係している。ヒトからヒトへの感染は否定できないものの、他の可能性がある感染源の調査が続けられている。
 保健省及びWHOは、Kubu Sembelangの状況を懸念しており、調査と対策を強化している。現在では、地域社会の一般住民に拡散しているという証拠は見つかっておらず、ヒトからヒトへの感染が起きているという証拠も存在しない。
2.ウイルス解析
 このクラスターの症例から採取した2検体のウイルスのすべての遺伝子配列は、香港と米国にあるWHOのリファレンス研究所で決定された。8つのセグメントの遺伝子配列からは、ヒトもしくは豚のインフルエンザウイルスとの再集合の証拠や重大な突然変異の証拠は見つかっていない。このウイルスは、オセルタミビル(タミフル)などのノイラミニダーゼ阻害物質に対する耐性に関係する変異は示さなかった。
 このクラスターから採取したヒトのウイルスの遺伝子は、以前の集団発生の際に北スマトラの家きん類から分離されたウイルスに類似している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_05_23/en/index.html

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