食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01420650332
タイトル 英国獣医学研究所(VLA)5月18日、2006年2月のサーベイランス報告書を公表
資料日付 2006年5月18日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　英国獣医学研究所(VLA)は5月18日、2006年2月のサーベイランス報告書(11ページ)を公表した。
　主要項目は以下のとおり。
1.胸膜肺炎について3ヶ所でMannheimia hoemolytica(MH)が原因で発症した旨が報告されている。
①Truro地方の1頭の3才のホルスタインフリーシアン種の牛の肺からMH血清A6型が検出された。
②Carmarthen地方で、8頭のうちの3頭が死亡、と体解剖の結果、肺からMHが検出された。
③Langford地方の乳牛にMH血清1型が検出された。
2.めん羊の流産に関して、種々の感染源の検出が報告されている。
①ニューカッスル地方の150頭のうち5頭の雌めん羊が流産し、胎盤細胞からリステリア（Listeria ivanovii）が検出された。
②Truno地方の140頭の雌めん羊のうち、6頭が流産、胎児の胃からカンピロバクター・ジェジュニが検出された。
③その他、カンピロバクター・Fetus Fetus、bacillus licheniformis、サルモネラ属菌が検出されている。
3.寄生虫原因の胃腸炎(PGE)が31例報告されている。
①50頭のめん羊のうち9頭がPGEを発症し2頭が死亡。26
,000匹のTeledorsagia circumcincta(毛様線虫科の1種)、13
,400匹のCooperia curticei及びTrichostrongylus colubriformisが検出された。
②Starcross地方で70頭のうち16頭に発症し2頭が死亡。7
,250個のTrichostrongyle(毛様線虫科の1種)の卵を検出した。
　その他以下の疾病についての報告がされている。以下（疑いのある病名/発症動物名）の順で記載。
　ヨウ素欠乏症またはアブラナ属のような甲状腺腫誘発物質摂取による死産/子牛、妊娠中毒症/雌めん羊、サルモネラ属菌/牛、呼吸器系疾患/10及び15ヶ月齢の牛、3頭の乳牛及び6頭の乳牛、歩行障害/搾乳用山羊、ブルーベル（彼岸花科）中毒/2頭の5.5ヶ月齢のブタ、悪性カタル熱/乳牛及びめん羊、大腸菌（E.coli）血清型026/子牛、他省略。
　その他の鹿などの動物、野鳥についても報告されている。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源（公的機関） 英国獣医学研究所(VLA)
情報源（報道） 英国獣医学研究所(VLA)
URL http://www.defra.gov.uk/corporate/vla/science/documents/end-survreport-0206.pdf
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