食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01420050334 |
| タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、アイルランド市場における甘味剤スクラロース(E955)のサーベイランス報告書を公表 |
| 資料日付 | 2006年5月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は、2005年11月に実施したアイルランドの市場で販売されている清涼飲料、果汁飲料、アルコール飲料、菓子類等29製品のスクラロース含有量と1日摂取量に関するサーベイランス報告書を発行した。概要は、以下のとおり。 1.背景: (1)人工甘味料は、糖尿病に悩み砂糖及びカロリー摂取を押さえたい人々のための無糖又はカロリーの少ない食品に広く使用されている。 (2)スクラロースは、ショ糖を塩素化して得られる甘味料で、砂糖の約500-600倍の甘味度を持っている。 (3)欧州連合の科学委員会(SCF)は、2000年にスクラロースの安全性を評価し、一般食品用途における甘味料としての使用を許可すると共に、一日摂取許容量(ADI)=0~15mg/kg体重を設定した。 2.調査対象:以下の29サンプルで検査を実施した。 フレーバーウォーター:8サンプル、清涼飲料及び果汁飲料:11サンプル、アルコール飲料:2サンプル、シェイク:3サンプル、朝食用シリアル及び菓子類:5サンプル 3.検査方法及び定量限界 スクラロースの測定は、極性溶剤による抽出、粉砕後の抽出または脱炭酸等の処理後に、高速液体クロマトグラフィーにて実施した。ダブリンPAL研究所の定量限界は、50mg/Lである。 4.結果 全てのサンプルで各カテゴリーの最大使用可能量(Maximum Usable Dose)以下のスクラロースが、検出された。 5.一日摂取量のシミュレーション: 「食品、飲料の消費行動、健康指標及び食品と健康に関する考え方について18~64才の1 ,379人に対し1997-1999年に調査した南北アイルランド食品摂取調査(NSIFCS)」を基に、CREMe(Central Risk and Exposure Modeling e-Solution)というソフトウエアを使用し、4.の結果を用い、暴露シミュレーションを実施した。 (1)アイルランド人の平均体重:70kg (2)上記計算による一日平均摂取量:0.0307mg/kg体重/日 (3)95%タイルの摂取量:0.190 mg/kg体重/日 (4)97.5%タイルの摂取量:0.352 mg/kg体重/日 (5)ADI=0~15mg/kg体重 (6)97.5%タイルの消費者におけるADI%:2.35% 若年層に関しての食品摂取調査の情報がないため、シミュレーションは実施されなかった。若年層は、一般にこれらの食品の摂取量がより高いため、スクラロースのADIを超える可能性はあるが、今回調査した食品のいくつかは、カロリー低減目的の製品や、アルコール飲料であったため、若年層より大人を標的にしている。 6.結論 (1)食品製造業者は、規制に準拠しており、違反は見られなかった。 (2)上記のシミュレーションの結果から、スクラロースの暴露レベルは許容範囲内であり、消費者の健康に対して何ら懸念を与えるものではない。 (3)サーベイランス実施後、スクラロースを使用した多くの製品が市販されていることもあり、今後も監視の継続が必要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | アイルランド |
| 情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
| 情報源(報道) | アイルランド食品安全庁 |
| URL | http://www.fsai.ie/surveillance/food/sucralose.pdf |
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