食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01420040344 |
| タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、「清涼飲料中のベンゼンに対する行動指針値の設定に現行の飲料水中のベンゼン基準値を使用することに関する意見書」 |
| 資料日付 | 2006年5月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)の科学委員会は、清涼飲料中のベンゼンに行動指針値を設定するにあたり、現在飲料水中に定められているベンゼンの基準値を使用することについて意見書(3ページ)を公表した。 ①背景 AFSCAの管理政策総局は科学委員会に対し、次の点について見解を求めた。「清涼飲料中のベンゼンについて行動指針値を設定すべきである。そのためには、飲料水に定められた現行のベンゼン基準値を使用することができるか?」 ②導入 ベンゼンは、IARC(国際癌研究機関)が1987年にヒトに対して発がん性がある物質としてグループ1に分類した有毒物質である。全ての発がん性物質と同様に、リスクのない閾値は設定できない。 EPA(米国環境保護庁)が1987年に公布した「第1種飲料水規制(National Primary Drinking Water Regulations)」では、飲料水中のベンゼンの最大汚染レベルを5μg/kgとしているが、一方で欧州の基準値は1μg/kgである。 ベンゼンは化学産業において多様な化学製品の合成に使用される。またベンゼンは、ハイオクタン価ガソリンの組成成分であり、オクタン価を増やすために添加される。以前は溶剤としてよく使用されてきたが、現在ではその発がん性から溶剤としての使用は強く規制されている。 ベンゼンへの暴露で最も一般的なものは、経気道による職業暴露及び環境暴露である。飲料水又は食品による経口暴露も起こり得る。 文献のデータによると、ベンゼンは清涼飲料から検出されており、定量化されている。この汚染の原因は、安息香酸とアスコルビン酸の反応と考えられる。pH、温度、光及び特定の金属イオンの存在などに影響を受けた遊離基のメカニズムとされる。安息香酸とその塩は、微生物による腐敗を防ぐために保存料として特定の食品及び飲料に使用されている。安息香酸は、いくつかの果物に含まれる天然の化合物である。アスコルビン酸も多くの食品に含まれ、ビタミン補助剤として食品及び飲料によく添加される。ベンゼンによる清涼飲料のその他の汚染源についても、排除できない。 ③見解 清涼飲料のベンゼンによる汚染原因は確定していない。ベンゼンは、無作用量が存在しない発がん性化合物である。公衆衛生を確保するため清涼飲料中のベンゼン含有量を可能な限り低減するよう、調査及び予防についてあらゆる策を講じるべきである。参照値(訳注:行動指針値のこと。)はALARA(As Low As Reasonably Achievable)の原則に基づき、合理的に達成可能な限り低く抑えるべきである。以上のことから科学委員会は、飲料水の水質に関する2002年1月14日付国王命令により国内法に置き換えられた「飲料水の水質に関する1998年11月3日付欧州理事会指令98/83/EC」で規定された飲料水中のベンゼン基準値1μg/kgを、清涼飲料中のベンゼンの参照値に設定することは受け入れられると考える。 本意見書には、ベンゼン関連の参考文献がいくつか記載されている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ベルギー |
| 情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| 情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| URL | http://www.afsca.be/home/com-sci/doc/avis/avis_21-2006.pdf |
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