食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01400500330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、鳥インフルエンザ(AI)現状報告書を更新 |
資料日付 | 2006年5月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は5月5日、鳥インフルエンザ(AI)現状報告書を更新した。概要は以下のとおり。 1.英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)が4月26日、ノーフォーク地方のDereham近郊の飼育場で、死んだニワトリにH7N3亜型鳥インフルエンザ(AI)感染が確認されたと発表した。H7N3亜型AIは、ヒトに感染し軽度の症状(通常はインフルエンザ様の症状を伴った結膜炎)を呈する。 2. 4月27日に家きん飼育場の作業者にH7N3亜型が原因とされる結膜炎の発症が報告され、抗ウイルス薬オセルタミビル治療措置が取られた。 3.オセルタミビル及び一般のインフルエンザワクチンが施設の作業者に提供され、100人以上がオセルタミビルの投与を受けた。血清サンプルがこれらの人々から採取された。 4.当該施設からの家きんを処理する工場の3人の作業者が目の炎症を、当該施設で予防薬オセタミビルを摂取した1人が発熱と呼吸器系の症状を、オセルタミビルを摂取した1人が目のかゆみと喉あれの症状を訴えたが、全員PCR法でインフルエンザA型陰性が確認された。 5. 更に4月29日に2つの飼育場(北TuddenhamのWitford Lodge Farm及びNorwich飼育場)の家きんでH7N3亜型AI感染が確認された。 6. 2003年に高病原性H7N7亜型 AIによりオランダ、ベルギー及びドイツでニワトリへの感染が発生している。その際に、多くのニワトリが死亡し、施設で働いていた人々が感染した。 また、家族内部でヒトからヒトへの感染が生じたが、更なる拡がりは見られなかった。オランダの患者の多くは軽度の症状を呈したが、例外として、1人の獣医師が免疫の低下を招き、AI感染により死亡した。 7.上記のような重度の症状は、低病原性AI及びA/H7N3亜型(低及び高病原性)において報告されていないし、ヒトからヒトへの感染もその後、報告されていない。 8.H7亜型のヒトからヒトへの感染力は低く、ヒト感染の場合の症状も軽いため、一般公衆への健康リスクは非常に低いとされている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/news.htm#h7n3 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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