食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01400010361
タイトル 台湾行政院衛生署、ベンゼン含有量の基準超過が疑われた韓国産清涼飲料Vita500に対し安全宣言
資料日付 2006年5月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は5月1日、ベンゼン含有量が高いことが疑われた韓国産の清涼飲料Vita500系列の飲料製品(Vita500及びVita Power)について同署薬物食品検査局が検査をした結果、いずれもベンゼン含有量は3.7ppb?4.1ppbで、WHOの定める飲用水中のベンゼン含有量の上限基準10ppbを大きく下回るため安全であるとの見解を明らかにした。
 この検査は先に、英国食品基準庁(FSA)及び韓国食品医薬品安全庁(KFDA)がそれぞれ、市販の清涼飲料中のうち、ベンゼン含有量が10ppbを上回る製品がある旨を公表したことを受けて実施されたものである。そのうち特に、ベンゼン含有量が9.9ppbで、WHO上限基準と0.1ppbの差しかないことがKFDAにより公表されたVita500系列の製品について、それらの製品が台湾に輸入されていることから、同署は4月27日に韓国産Vita500系列の製品に対し、同署が信号色の3段階に分けて発している警報レベルのうち、2段階目(黄信号)レベルの警報を発していた。上記5月1日の安全宣言で、同署は黄信号レベルの警報を事実上撤回し、一時停止していた同製品の販売を再開することを宣言した。
 同署は黄信号レベルの警報を発した際、上記検査とは別に実施した抜き取り検査の結果やベンゼンの健康リスク等について説明していた。説明の概要は、以下のとおり。
①飲料中に安息香酸ナトリウムとビタミンCが同時に含まれる際に、化学反応によりベンゼンが生成されることが最近明らかになった。ベンゼンは発がん性を有するため、同署は海外の関連情報の収集に努めるほか、(台湾)国内の製品についても検査を実施している。同署薬物食品検査局が2006年3月?4月に市販の清涼飲料について抜き取り検査を実施した結果、10サンプル中4サンプルからベンゼンが検出されたが、含有量は2.4ppb?9.3ppbで上記WHO基準を下回ったため、国内産の飲料は安全であることがわかった。韓国産製品に関しては安全を期するため、検査結果が明らかになる前に、いったん販売を停止するものである。
②現在、飲料中のベンゼン含有量基準を定めている国はないが、英国、韓国及び台湾は暫定的に上記WHO基準(10ppb)を採用し、管理措置の参考にしている。ベンゼンは空気中にも存在し、一般に呼吸により摂取されるベンゼン総量は220μg/日で、喫煙者の暴露するベンゼン総量は7
,900μg/日に達する。一方、飲料中のベンゼン上限基準量10ppbを基準に計算すると、飲料22Lを摂取して初めてベンゼン摂取量は220μg/日に達することから、飲料由来のベンゼン摂取は空気中から、又は喫煙由来の摂取よりはるかに少なく、主要なベンゼン摂取源とはなり得ないことがわかる。
 行政院衛生署が4月27日に発した黄信号レベルの警報全文は、下記URLから入手可能。
http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=44355
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?dept=&class_no=0&now_fod_list_no=0&array_fod_list_no=&level_no=1&doc_no=44382&show=show

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